食と健康

すまぴーの健康レシピ

これからのフードビジネスと“筋活”

 2020年、新型コロナにより、外食産業も大きな影響を受けましたが、業績を伸ばした会社と大赤字となった会社があるようです。ドライブスルーやテイクアウトをもつファーストフードや牛丼屋などは前者、イートインが主なレストラン系は後者です。今後も続くであろう影響を鑑み、ある大手ファミリーレストランチェーンは、2021年の戦略として「デリバリー・テイクアウトの強化」を掲げています。
「デリバリー・テイクアウト」は、大きな市場であり、各社生き残りをかけた戦場になる予感がします。

 そんななか、ある興味深いデータを知る機会がありました。2020年の給食業界のデータです。
 それによると、休校措置となった学校や幼稚園むけ・在宅勤務や時差出勤が増えた会社むけの業績は、マイナス。その一方で、介護施設や高齢者自宅への宅配が、伸びていました。後半になると、高齢者だけでなく若い世代にも、自宅への宅配を利用する動きがありました。

 こうした動きには、国も注目しているのだそうです。なぜなら、高齢者だけでなく幅広い世代に、フレイル(加齢による心身の活力低下)予防を呼びかける必要がある、そこに、食事のデリバリーが寄与するかもしれないからです。
 “貯筋”という言葉の提唱者である教授によれば、「大腿四頭筋(太ももの筋肉)は、日常生活を送るだけでは1%/年ずつ落ちる」のだとか。通勤や外出が減り、運動量が減ればそのペースはもっと早くなるかもしれません。
 フレイルの原因は運動不足だけではありません。栄養も大切です。筋肉を作るタンパク質やミネラルをバランスよく含む食事を、「デリバリー(宅配)」してくれる会社があったとしたら…、いいと思いませんか。

 高タンパク低脂質の手軽な食品(サラダチキン、豆腐スティック、サラダシーチキンなど)を見かけることが増えてきた昨今、人々の“筋活”への意識が高まっていると感じます。昔からある魚肉ソーセージも手軽なタンパク源として人気とか。健康寿命を延ばすことと、フードビジネスの業績が伸びることが、両立したらすてきですね。

今月のレシピ:菜の花は漢方では「血を散らし、腫れを消す」として月経不順などによいとされているそうです。ビタミンCも豊富で、免疫力アップ・感染症予防・美肌効果も期待できそう。春の野原をイメージしていろどりよく仕上げました。

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