食と健康

すまぴーの健康レシピ

甘味の歓び

 昨年末、お客様からかわいいプレゼントをいただきました。シンガポール土産のSuger Stick(写真参照)です。紅茶やハーブティーなどの温かい飲み物に、マドラー替わりに入れて砂糖を溶かしながら飲むのです(シンガポールスリング味というところも粋です)。甘みはしっかり、ピンク色もかわいくて、お茶の時間が楽しくなりました。

 その箱に、こんな言葉が。
Sugar provides taste and energy but it is not a source of nutrition. Sugar should be taken in moderation with an active lifestyle.
 意味は、「砂糖は、味(風味)とエネルギー(カロリー)を与えてくれますが、栄養源ではありません。アクティブなライフスタイルにおいて適度に摂取するのがオススメです」といった感じでしょうか。たしかに砂糖とくに精製されたものは、近年あまり身体によくないとされています。摂りすぎは、禁物です。でも、必要。だから楽しく、適度に摂りたいものです。
 食品のパッケージに、「(カロリーはあるけど)栄養源ではないです」とキッパリ宣言し、さらに「適度に摂ってアクティブなライフスタイルを」と書いてあることに、栄養士としても消費者としても、あっぱれと思い安心と信頼を感じました。
 
 砂糖は、ブドウ糖・果糖が結合してできたショ糖が主成分です。ブドウ糖・果糖どちらも、素早くエネルギーになることが知られています。日本には奈良時代に伝わり、当時は薬として扱われていたとか。
 調理においてもいろいろな素晴らしい特性を有しています。使わない手はありません。
 食においても何においても、ですが、「悪者」と決めつけるのではなく、折り合いをつけて生活に取り入れていくことが健康の秘訣なのではと思う今日この頃です。

 煮豆、きんとん、甘酒、しるこ、大福・・・昔からある甘いものはどれも、素材+砂糖のシンプルなものばかり。私たちの心と身体が欲しているのは、そんな素朴な甘みがくれる、ささやかな歓びなのかもしれません。

今月のレシピ:広島土産“はっさく大福”からヒントを得て、みかんをまるごと白玉に練りこんでみました。いちごの赤としるこの白、おめでたい紅白に、ミカン色が華を添える、年のはじめに相応しい一品。

(参照写真)

ログイン ID・パスワードを忘れた方