食と健康

すまぴーの健康レシピ

テクノロジーと健康

 仕事は自宅でテレワーク、買い物はECサイトで済ませ、旅行は自宅でオンラインツアーに参加。そんな日常が身近になる日がこんなに早く来るなんて、誰が想像したでしょう。必要に迫られてやむなくオンライン化するケースがほとんどですが、それに伴う様々な問題に早く気づき、対策することが急務です。

 「スクリーンをみている時間が長いほど食事の質が低下する傾向がある」という研究結果が、ある大学から報告されました。それによると、スクリーンを見ている時間が1日平均17時間超におよぶ人々は、健康的でない食事パターンである傾向が強かったそうです。
デバイスによる差もみられ、TVとスマホの利用者は、他(タブレットやラップトップなど)の利用者に比べて、より健康的でない食事パターンであり、特にスマホの利用が多い人は、睡眠の質も低い傾向にあったそうです。

また、身体活動と健康とのかかわりに関しても興味深い報告があります。
ある研究では、63歳から97歳までの6000人近い女性を対象とし、1週間身体活動を計測したところ、1日あたりたった30分「立っているだけ」でも死亡リスクの低下がみられたそうです。立っているだけでなく、そこにもう少し身体活動が加わると、さらによい結果がみられたことはいうまでもありません。
 別の研究では、先進国と低所得国の人々の身体活動を調査しました。その結果、テクノロジーが発達している先進国のほうが、1日あたりの座位中心時間が長いことがわかったそうです。低所得国の人々は、仕事(農業など)において、身体を動かす必要がある一方で、テクノロジーが発達した先進国での仕事は、座位でするデスクワークなどが多いため、そうした差が出ているようです。

 これらの報告をみると、オンライン化による「スクリーンをみている時間が長くなる」こと、「身体活動量の低下(立っているだけの時間すら短くなっているかもしれないですよね)」は、食生活や、健康にかかわるリスクに、少なからず影響がありそうです。
オンライン化する前と後とで、ご自身の1日の活動を比較したことはありますか?スマートウォッチなどで、すでにスクリーンを見ている時間や歩数などを自らチェックしている方も、いらっしゃるかもしれませんね。テクノロジーがどんどん進んでいる今こそ、それを上手に使って、健康の維持・増進を心がけたいものです。

今月のレシピ:赤や黄色に色づく葉と、緑のままの葉が混在するこの時季。その景色を、ソースと付け合わせで表現してみました。ポワレした魚の食感とともに、四季を想い、自然の恵みを味わってください。

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