食と健康

すまぴーの健康レシピ

万人に喜びと安らぎを 〜素朴なお菓子は万国共通〜

<作り方> 小麦粉を中心に生地を作る → 成形する → 加熱(茹で、焼き、揚げなど) → 味(甘味)をつける

 このシンプルな作り方でできるお菓子はいったい何種類あるでしょう。クッキー、パイ、ドーナツ、かりんとう、瓦煎餅・・・。具を入れるものも含めたら、シュー、饅頭、鯛焼・・・本当に、たくさんありますね。
 このように、小麦で作る甘いお菓子は、遠い昔から広く世界中で、愛されています。

 小麦は人類最初の作物といわれ、約15000年前にコーカサスから小アジア辺りで栽培が始まったそうです。粉末にし、加水して利用するようになったのはもっと後、エジプト時代のメソポタミア地方が始まりだとか。パンや菓子の起源もそこにあるようです。
 栽培も加工も容易な小麦は、世界中で利用されています。タンパク質グルテンの含有量によって加工性が異なるのも、幅広く利用される要因ではないでしょうか。
 
 砂糖の原料は2種類、さとうきびと甜菜です。さとうきびのほうが、歴史は古いです。もともとインドで利用されていたのをアレキサンダー大王が知り、そこから広まっていったのだそうです。甜菜は、ナポレオンが栽培をスタートしたとのこと。世界征服を企てた二人のおかげで、偉大な甘味料が世界に広まったとは、実に興味深いですね。

 先日、ウズベキスタン出身の女性に「チャクチャク」という手作りお菓子をいただきました(下記写真参照)。食感も味もかりんとうに似て、どこかホッとする懐かしいお菓子。遠く離れた国どうしなのに、図らずも似たお菓子があるのだと知り、驚きました。
 ウズベキスタンは中央アジア諸国の真ん中に位置し、シルクロードの中心として栄えた国です。起源の異なる食材や料理が、長い年月長い道のりを経て、人から人、街から街へ伝わったのでしょう。人々の心に喜びと安らぎを与える素朴なお菓子は、万国共通、言葉も文化も異なる人々を繋いでくれます。

 多くの方々が新しい旅立ちを迎える春が、またやってきました。別れ、出会い、楽しいこと、辛いこと、いろんなことがあるでしょう。そんなとき、素朴なお菓子を食べてホッとひと息、喜びと安らぎを得てもらえたらいいなと思っています。

今月のレシピ:シンプルな手作りおやつは、手軽、安心、そのうえアレンジ自在なのがよいところ。ココア味は揚げ焼きしてかりんとう風に、抹茶きなこ味は安倍川餅風に、食べだしたら止まらない素朴な美味しさに仕上がりました。

  手作りお菓子「チャクチャク」です。

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