食と健康

すまぴーの健康レシピ

転ばぬ先の杖 ~熱中症にならないために~

 先日、不覚にも軽度の熱中症になりました。生まれてはじめての経験でした。まず視界が歪み、やがて頭痛もしてきました。筋肉がこわばり、足がつりそうになりました。適切に対処したため大事には至りませんでしたが。
 そこで今回は、熱中症対策についてまとめます。

1. 水分補給
 水分と塩分と糖分を、合わせて、こまめに、補給しましょう。
 水分だけだと、汗とともに失われた電解質の血中濃度は低くなるばかりで、症状を悪化させることもあります。また、適度な糖分は、細胞内へ電解質を取り込む際のエネルギーとして、必要です。
 ただし、糖分が多い飲み物は避けて。10%糖液は、吸収にかかる時間が水の3倍という報告があります。ちなみに水とほぼ同じ早さで吸収されるのは、2.5%糖液だそうです。
 水やお茶しかない場合は、塩分や糖分を含むものを必ず一緒に。塩分補給タブレット、梅干し、飴など、さっと食べられるものを常備しましょう。

2. 服装
 吸水性・速乾性・通気性のよい服装で過ごしましょう。
 また、私が実感したのは、直射日光を遮ることの大切さです。屋外の活動では、サンバイザーでなく頭頂部も覆う帽子で、頭頂部への直射日光を遮ることが大事だと思います。更にツバも広ければ、日焼け予防もでき一石二鳥です。

3. 生活リズム
 食品の持つ生体調節機能を上手に利用し、生活リズムを整えましょう。
 例えば寝苦しい夜には、夕食にレタスやチコリを使ったサラダはいかが。それらに含まれるラクチュコピクリンという苦味成分には、鎮静作用があり、昔から不眠改善に利用されてきたそうです。
 1930年にスイカから発見されたアミノ酸、シトルリンは、血管拡張作用により血流をよくし、疲労回復に役立ちます。
 わさび、大根、ルッコラなどの辛味成分、アリルイソチオシアネートは、消化促進、食欲増進に効果的。
 体内の水分バランスを整えるため、カリウムを摂るのも忘れずに。きゅうり、ゴーヤ、冬瓜などウリ科の夏野菜は、カリウムたっぷりです。
 
4. 暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)
 熱中症の危険度を判断するための数値です。人間の熱バランスに影響が大きい「気温:湿度:輻射熱」を使って出されています。影響の大きさの割合は、気温1:湿度7:輻射熱2。このことから、湿度の影響が大きいとわかるでしょう。湿度が高いと汗が蒸発せず、体から熱を放出しにくくなり、危険なのです。
 日本各地の暑さ指数は、環境省のサイト(http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php)で情報提供されているので、参考にして下さい。
 
 無理をせず、適切な対策をとれば、大丈夫!どうか皆さんも気をつけてお過ごし下さい!

  
今月のレシピ:チコリの苦味で鎮静、ルッコラの辛味は食欲増進に、一役買ってくれます。グレープフルーツと酢のクエン酸で疲労回復も。赤ワインの香りとレーズンの甘みがアクセントのドレッシングをかければ、ヘルシーでおしゃれなサラダの出来上がりです。

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