カルチャーと健康

レッツ健康!!    (Dr.コラム)

運動は年をとってからも効果がある。認知症、骨折、心臓そして寿命

 運動をすると健康に良いというデータが相次いでいます。
注目すべき点は、若い頃から行う事も有効ですが、年をとってから始めてもその効果が確かめられている事です。
 例えば55歳以上の人 3,903人を対象にした調査では、調査開始時点では418人に認知障害があったそうです。
その2年後には、残り3,485人中207人に認知障害が発生したそうです。
 この中で調査開始時に①運動をしない人グループ、②中等度に行うグループ、③高度に行うグループに分けてみると、この2年間に新しく認知症になった人は、①13.9%、②6.7%、③5.1%で、運動をした人としない人に差があったそうです。
また運動する量によっても認知症発生率に差が出たという事になりそうです(ミュンヘン工科大学)。

 この他運動すると転倒する率が減り、骨折する率が減るという調査もあります。
さらに60歳(平均年齢)の時の運動レベルを調べておき、その後の健康状態をみてみると、70歳以上になった時は、60歳の時点で運動をしていた人の方が、①慢性の病気になる比率が低かった。②心臓手術を行う率が低かった。③認知障害や精神障害の比率が低かったそうです(ハーバード大学)

 運動する事は唯一がんの予防になる事も知られています。
これらを含めて考えると、運動する事は身体に良い事ばかりのようで、運動を開始するのに遅すぎるという事はなさそうです。
自分のペースに合った所からで良さそうですが、まずは運動を始めてみませんか。

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