カルチャーと健康

レッツ健康!!    (Dr.コラム)

お産後に子宮筋腫が消えた!

 子宮筋腫は妊娠の前に見つかっていたり、妊娠とともに初めて見つかる時があります。
良性が殆どとは言え腫瘍には違いがありませんから、何かの機会に小さくなる事はあっても消える事は無いとされています。

 さて妊娠中に見つかった子宮筋腫は、殆どの場合、分娩後小さくなります。
赤ちゃんの成長とともに子宮も大きくなりますが、一緒に筋腫も大きくなります。
一方、分娩した後は子宮が収縮して本来の大きさに戻ると、それまであった子宮筋腫も子宮収縮で小さくなった子宮に合わせて小さくなります。

 しかし最近、分娩後子宮筋腫が全くなくなってしまう事もあるのではないかと話題になっています。何と調査では、妊娠が20週以上継続した女性では分娩後41%の人で筋腫が消えたとの報告があります。これはかなり大きな数字です。
この子宮筋腫の消失の原因として、分娩後子宮の形が急に変化するため子宮筋腫に栄養を与えていた血管に血液が行かなくなるためなどが想定されています。一方、子宮筋腫が小さくなる要素に喫煙や母乳栄養も関係しているという説もあり注目されています。
もしかするとこれらの事が解明されると手術をしないでも、子宮筋腫を小さくする手がかりになるかも知れません。

ログイン ID・パスワードを忘れた方