カルチャーと健康

レッツ健康!!    (Dr.コラム)

母乳は成人した後の心臓血管系の病気の確率を低下させるらしい

 米国の心臓協会での発表データの中に、母乳で育てると、成人後心血管系の病気のリスクが低くなるという注目すべきものがありました。
 これは母乳で育った人と、ミルクで育った人を調べたものですが、母乳で育った人の方が、将来HDL-コレステロール(善玉コレステロール)の値が高くなること、BMIの値(肥満の目安になる値です)が低くなるのが分かったそうです。
これらは、いずれも心臓血管系の病気、例えば狭心症や心筋梗塞の発生を抑える事が分かっています。
このため母乳で育てた方が、将来子供の長期的な健康状態に良いと考えられると言えそうです。
発表した人は「これらの状態(心血管系の異常)は一生つきまとう疾患だけれど、そのルーツは人生の初期にある事が示された」と言っています。
 ただ何故母乳保育にそのような力があるのか、どの程度つづければ効果が出るのか、長くつづけて却って悪い事はないのか等についてはまだまだ解明されていません。これからの研究の効果が注目されます。

ログイン ID・パスワードを忘れた方