カルチャーと健康

レッツ健康!!    (Dr.コラム)

漢方薬の最近の話題- 当帰芍薬散(漢方)は脳に良いらしい。

 当帰芍薬散は漢方の中でも最もよく処方される薬剤の1つです。
婦人科では不妊症、冷え症、更年期障害などの人が対象になっています。これはその効果の1つに女性ホルモン様の作用があるからだと考えられています。
実際に普通のホルモン剤では効かなかった不妊症の人が、この漢方のお蔭で妊娠した人も大勢います。

 ところで女性ホルモンのうち、卵胞ホルモン(エストロゲンといいます)は、脳の記憶力や認知能力と関係している事が分かっています。
例えば皮下脂肪の厚い女性は、皮下脂肪でエストロゲンが作られるために記憶力の低下が少ないという研究があります。
しかもこの働きは、どうやら脳の海馬という所に効くらしい事も分かってきました。

 さて当帰芍薬散には、この女性ホルモン様の作用があるため、記憶力の低下の予防(物忘れの予防-これは更年期障害の隠れた症状と言われています)や、認知能力の低下を予防するそうです。しかもそれ以外にこの当帰芍薬散は脳の海馬に直接働く作用もあるらしいとの事です。
海馬の能力を高める結果、認知能力の低下や記憶力の低下の予防が出来る可能性が考えられるとの事。
 副作用も少ないため、これから利用される薬剤になるかも知れません。

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