カルチャーと健康

レッツ健康!!    (Dr.コラム)

アルコールによる健康障害

 適度なアルコールは健康に良いという調査がありますが、一方でアルコールによる害も勿論気をつけなければなりません。
 最近WHO(世界保健機構)はアルコールについての警告を出しています。
それによるとアルコールの有害摂取で、世界中では何と年間250万人の人が亡くなっているそうです。
死亡する人が年間250万人とすると、死亡しないまでも身体に重大な障害を受ける人はその何倍もいる計算になります。

 さてこのWHOの報告書によると、世界中の全死亡件数の4%がアルコールに関連したものだそうです。アルコールが関係する死因をあげると、
・例えば交通事故を含む外傷
・がん(一部の食道がん、肝臓がんなど)
・心臓の血管の病気(心筋梗塞など)
・肝硬変
などの病気があげられます。

 全世界では男性の死亡の6.2%、女性の死亡の1.1%がアルコールが原因であり、若年者(15-29歳)では全死亡者の9%がアルコールによるもので、男性しかも若い年齢層のアルコール被害が多いとの事でした。

 このアルコールによる被害を防止するために、WHOでは2010年世界戦略が採用されました。
①アルコール飲料に対する課税を強化する。
②アルコール販売店を削減する。
③アルコール飲料を飲む人の年齢を引き上げる。
④飲酒運動の規制を厳しくする。 等です。

 日本でも一部採用されていますが、今後少しずつ議論されてくる可能性があるでしょう。ただそれは別として、私達は自分の健康のため、量、飲む環境などに注意が必要と言えるでしょう。

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