カルチャーと健康

レッツ健康!!    (Dr.コラム)

妊娠しやすい日

 妊娠しやすい日が知りたいという質問をよく受けます。
これには2つの背景がありそうです。
1つは赤ちゃんが欲しい
1つは避妊が目的という事でしょう。

1. 赤ちゃんが欲しい時
基本的に基礎体温をつけると分かりやすくなります。

 基礎体温をつけると、低温期から高温気に移る時が妊娠しやすい日-排卵日と考えられます。
但しこの体温が上昇する境の日が絶対排卵日と決っている訳でもなさそうです。
まだ低温の時期、高温になった直後も排卵の可能性があると考えられています。

 一方で精子には射精後も何日か授精する能力がある事が分かっています。また最近の考えでは卵子も排卵後授精能力があるとされています。このため妊娠可能と考えられる時期は少し幅があると考えられるようになってきました。
つまり妊娠しやすい日とは別に、妊娠可能な日には幅があるという事になります。

 赤ちゃんが欲しい方は、排卵日だけに的をしぼるのだけでなく、排卵日を中心に数回チャレンジした方が、妊娠しやすいという考え方があります。


2. 避妊が目的の時
 避妊が目的の時は、より厳密な管理が大切になります。妊娠し易い日が意外と幅が広い事に注意が必要です。

 避妊目的にも基礎体温をつけると便利ですが、避妊目的で基礎体温をつける人は多くはありません。
避妊のポイントは
1)必ずしも排卵日が決っている訳ではなく、月によっては妊娠し易い日が違う時がある。
2)精子が意外と長生きする事がある。
などに注意が必要です。

 このため月経周期をみるだけで、避妊するのは相当の注意が必要です。
実際月経周期上、妊娠しない日は限られた日しかありません。
 まず生理が終った直後から危険日が始まると考えて下さい。
排卵日から3日間は妊娠する可能性があると考えた方が良さそうです。

 自分で排卵日が分かる人(基礎体温をつけている人、感じで分る人)は別ですが、そうでなければ、予定生理の前だけが安全日と考えた方が良さそうです。
しっかりした避妊のためには、まず専門医と相談してからの方が安心だと考えられます。

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