カルチャーと健康

レッツ健康!!    (Dr.コラム)

気温が下がると心筋梗塞に?!

有名な医学雑誌BMJに、1日の平均気温が1℃低くなると、その後28日以内に心筋梗塞が発症する可能性が2%上昇するという論文が発表されていました(K.Bhaskaran G ら)。
この心筋梗塞の発生は、気温が低下した2日後から2週間が最も危険だったとの事です。

この調査は主に英国で心筋梗塞の患者さん8万4,010人を対象として4年間データの解析を行ったそうです。
英国の人口で言うと、1℃気温が下がる毎に1日当り200人の人が新たに心筋梗塞になる計算だそうです。

なおこの危険は、高齢者(75~84才)と心臓の血管の病気を経験した人に、特に危険性が高かったそうです。

日本でも地域毎に心筋梗塞の発生する率が違う事が分かっています。
例えば、やはり寒い地域では心筋梗塞の発生率が高いようです。
しかし、これには例えば、塩分の濃いものを好む等の食生活も関係していると考えられています。
なお低温の他、高温も心筋梗塞を含めた心臓血管の病気の発生が以前から明らかにされています。

これらの事から食生活や住生活と健康の問題について注意が払わなければならないと考えられるでしょう。
特に高齢者や、高血圧、心臓血管系に何らかの異常をもっている人は、急激な気温の変化に対応出来るような環境を保つ事が大切なようです。

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