カルチャーと健康

レッツ健康!!    (Dr.コラム)

授乳中に痛みがある時は何か感染症

授乳中に痛みがある時は何か感染症
―しかもカンジダ―がいるかも知れないという事です。

 母乳で授乳をしていると、乳頭部などに痛みを感じるお母さん方がいます。
この時に何らかの感染症があるのではないかとの研究があります(AJOG)。
 授乳中約20%のお母さん方が授乳に関する痛みを経験したそうです。
このようなお母さん方の乳汁や乳輪から何か感染の原因となる菌がないか調べた所、30%の人に真菌が見つかったそうです。
真菌の殆どがカンジダであったそうで、カンジダの感染が授乳中の痛みの原因になる可能性があるという事になります。
 しかしこの調査はただそういう結果が出たという事で、例えば赤ちゃんへのカンジダの感染など、重大な意味があるかどうかは分かっていないようです。


つわり対策

つわり対策
 対策はありませんが、あせらず対策を。どんなに続いても、妊娠12週頃には良くなります。

 つわりは本当につらいものですね。
早い人では、つわりが出てきたから妊娠に気づいたという人がいるくらい、早くから始まる人がいます。

 つわりは極稀ですが、ビタミンB不足でふらついたり、一部記憶を失ったりする事があります。そういう事の無いように少し早目に手をうっておいた方が良い事があります。
①食事上の注意
 a)食べられるものがあれば、その食べられるものを食べましょう。
 b)食べられる時だけでも結構です。
 c)少しずつ、何回かに分けると食べられる事があります。
 d)スープなどは温かいうちは臭いが気になっても、冷めると臭いが無くなり、食べられる時があります。
 e)身近な所に食べられる物を置いておき、食べたいと思った時に口に入れましょう。少し時間が経つと、食べたかったものが逆に嫌になる時があります。

②病院で治療をうける方法があります。
病院では症状に応じて治療の程度が変わるのが普通です。
 a)薬剤の処方がある時があります。
   もちろん赤ちゃんに影響のない薬剤が処方されます。
   鎮吐剤、漢方など
 b)点滴をすすめられる時があります。
 c)入院治療をすすめられる場合もあります。

③症状が強い時は、尿や血液の検査をすすめられる時があります。
結果をみて異常があった場合、点滴の中にそれを補正する成分が補給される事があります。
④心配な事があったら必ず医師と相談しましょう。

運動は年をとってからも効果がある。認知症、骨折、心臓そして寿命

 運動をすると健康に良いというデータが相次いでいます。
注目すべき点は、若い頃から行う事も有効ですが、年をとってから始めてもその効果が確かめられている事です。
 例えば55歳以上の人 3,903人を対象にした調査では、調査開始時点では418人に認知障害があったそうです。
その2年後には、残り3,485人中207人に認知障害が発生したそうです。
 この中で調査開始時に①運動をしない人グループ、②中等度に行うグループ、③高度に行うグループに分けてみると、この2年間に新しく認知症になった人は、①13.9%、②6.7%、③5.1%で、運動をした人としない人に差があったそうです。
また運動する量によっても認知症発生率に差が出たという事になりそうです(ミュンヘン工科大学)。

 この他運動すると転倒する率が減り、骨折する率が減るという調査もあります。
さらに60歳(平均年齢)の時の運動レベルを調べておき、その後の健康状態をみてみると、70歳以上になった時は、60歳の時点で運動をしていた人の方が、①慢性の病気になる比率が低かった。②心臓手術を行う率が低かった。③認知障害や精神障害の比率が低かったそうです(ハーバード大学)

 運動する事は唯一がんの予防になる事も知られています。
これらを含めて考えると、運動する事は身体に良い事ばかりのようで、運動を開始するのに遅すぎるという事はなさそうです。
自分のペースに合った所からで良さそうですが、まずは運動を始めてみませんか。

子宮頸がん検診はアメリカやイギリスでは検診率が高く、その結果癌による死亡率が大幅に減っています。

 日本では厚生労働省の「がん予防の指針」で、20歳以上の女性の子宮がん検診を勧めるようになりました。
しかしそれでも、日本女性の子宮がん検診率はまだ低いようです。
 他の国では、アメリカで女性の検診率は80%、イギリスでは85%だそうです。
子宮頸がん予防ワクチンも殆どの国で推奨されています。
 イギリスのデータでは、85%の女性が子宮がん検診を受けるようになったら、子宮がんの死亡率が約半分になったとの事です。

 日本ではまだ子宮がん検診をうける方が少ないようです。何らかの機会があって、婦人科を受診する事があった時は、一緒に子宮がん検診もうけると良いですね。

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