女性のガンについて

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女性のガンについての悩み、不安や質問など書き込んでください。

Q:子宮ガンではなかったのですが・・

2008/01/28 12:17  yumitan

51歳主婦です。
昨年10月に子宮がん検診を受けたところⅢaとの結果が出てすぐに総合病院で受診しました。頚部3箇所の組織をとって検査の結果11月8日に1箇所が浸潤していて子宮頚がんであるとの告知を受けました。

円錐切除か子宮全摘かどちらにしますか?ということでしたが後に不安を残すのも心配でしたし、今後出産も考えられないので、1月8日子宮全摘手術を受け、12日に退院しました。

その後出血も痛みもなく異常はありません。

本日退院後初の検診に行きましたところ、医師より「がんは出ませんでした」「中等度異形成ですね、腺筋症がありました」との話がありました。

子宮頚ガンとの告知を受けてからのこの2ヶ月、不安で不安でたまりませんでしたので、ガンでなかったことは本当にホッとしましたが・・・ちょっと早まってしまったのかな、もっと検査をすればよかったのかと思ったりしています。
入院してからの手術前日の説明で、病名は「子宮頚ガンの疑い」とありましたのでアレ?っと思いましたが、病院や医師に対して不信とかそういうことはまったくありません。このような事例を自分自身、どのように考え、理解すればいいのか?すっきりしたくてご意見をうかがいたく投稿させていただきました。よろしくお願い致します。

A:回答済

2008/01/30 0:26

これは当ネットとして正式なお答えはむずかしいと思います。
ここでは一般的なお話とさせていただきます。
要点は4つあります。

1.1番目に実はこのような事は意外と多くあるという事です。
異形成上皮の判断がむずかしい事、ほんの少し検査の場所がずれると違う異常が出る事があることが背景にあるかも知れません。これは例えば「がんではない」ものを「がん」として切除する事とは根本的に違うのではないかと考えます。
 
2.日本では軽度、中等度、高度異形成上皮と診断する事が多いのですが、この診断法が古くそろそろ新しい診断法に変えようという考えがあります。
多分数年後にそうなると思われますが、これをベセスダシステム(TBS)といいます。現在アメリカを中心に世界中がこの基準に変わりつつあります。
この基準でいうと、軽度異形成上皮はLSHL(低い異形成)として別扱いですが、中等度、高度異形成上皮、上皮内がんまでは全てHSHL(高い異形成)といい同じ分類に入ります。
これは子宮がんがHPVによって起るという考えが根底にあり、中等度異形成上皮以上は、全て同じ危険のレベルにあると、考えるという意味ではないかと思います。

3.これと関連しますが異形成上皮もがんも同じHPVによって起ると考えると、検査した時は「がん」と判断されても手術した時は、たまたまウィルスの活動性が低く、中等度異形成の状態だったという事も考えられます。

4.もう1つ大事なのは頚部の組織をとる時は普通膣拡大鏡という検査をしながら組織をとります。これはある程度広い子宮頚部を細くみて、狙いさだめて怪しい所をとるもので、最も進んだと考えられる所が検査できます。
しかし手術でとった子宮を検査する時は、比較的広い子宮頚部を何等分かして検査するので、必ずしも最も怪しい所を検査しきれない可能性があるかも知れません(特に異常部が狭い時など)。

このように医学は極めて微妙な判断を必要とする事があり、白か黒、右か左、「がん」か「がんでないか」という前に考えなくてはいけない問題がある時があります。

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