女性のガンについて
女性のガンについての悩み、不安や質問など書き込んでください。
Q:円錐切除後 再発を繰り返します 2
2015/01/26 16:51 daisy123
ご丁寧な回答ありがとうございました。やはりトラケラクトミーしか無さそうですね。そうならないよう祈るばかりです。
今回の白色上皮の組織検査の結果を聞いてきたのですが、炎症とのことでした。
まだ異形成ではないと思い安心したのですが、先生のご説明によると炎症と軽度異型性は同じであり、細胞診で言うとLSILであるとのこと。今後この異形成は自然に無くなるかはわからない、化生上皮というものはいつでもできる可能性があるから、とのこと。
どうよくわからないのですが、また質問させて下さい。お聞きしたいのは以下です。
●炎症と軽度異型性は同じ物なのですか?それとも私の場合は、軽度異形成並みの強い炎症ということでしょうか。それにはHPVが関わってる可能性が高いのでしょうか。
●もう3度目ですが、私の異形成は今後軽快する可能性も少しはあるのでしょうか?円錐切除後は好発部位が無くなるので、進展しても中度止まりの事が多いという事を聞いたこともあるのですが。。
よろしくお願いいたします。
A:回答済
2015/01/30 9:32
婦人科クリニック 院長
炎症と軽度異形成上皮とは関連がありません。炎症がいくら強くとも、本来腫瘍性(良性でも)の異常と同じ細胞が出る事はありません。細胞診でLSILが出、コルポ診で白色上皮、その部分の組織検査で炎症という時は以下の事が考えられます。
①細胞診が過剰診断だった。
②組織検査をした場所が適切でなかった。
③組織診断が違っていた。
などです。しかし①—③は、いずれも起り得る事と考えた方が良いと思います。人間の目で判断するこれらの診断は、時に適切でない場合があります。
これを解決するためには、しっかりと定期的な検診をうけるという事に尽きるでしょう。ただセカンド・オピニオン的に他の医師の診断をうけてみるという方法もあるかと思います。
2つ目の御質問ですが、改善する時も進行する事もあるとしか言えません。円錐切除に組織学的に確認できないものの、異型細胞が出る事があるとのデータがあります。しかし円錐切除をすると、好発部位が無くなるという意見は説得力がありません。ウィルスの感染と、それに伴う増殖症の異常は、一度進行すると好発部位を越える可能性があるからです。その意味でも定期的なチェックは欠かす事は出来ないと考えます。