女性のガンについて
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Q:HPVがいなくても LSILがつづく
2013/11/08 9:15 あかね
1年前から子宮頚がん検診でベセスダ分類LSILが出ています。
心配なので先生にお願いしてHPV検査をうけたのですが、HPV(−)でした。
HPV(−)なら心配ないと思っていたら、1週間まえのがん検診でもLSILが出てしまいました。
HPV(−)でもLSILがつづく事はあるのでしょうか。
A:回答済
2013/11/13 9:16
産婦人科クリニック 院長
子宮頚がんや、その前駆状態である異形成上皮はHPVの感染によって起る事は分かっています。
しかしHPV感染はその90%以上が女性が持つ免疫力(男性も同様にありますが)で、身体から外に出されます。
理論的には、感染があり、LSILと言う異常を起こしたものの、免疫の力でウィルスは追い出された可能性が高いでしょう。
ウィルスがいなければ、子宮の出口のがんの出来やすい部分は自然に元に戻る事が考えられます。
つまり理論上は、時間の経過とともに、正常に戻るのではないかと考えられます。
しかしHPVの再感染や今の検査で可能な検出の限界以下の少量のウィルスが存在する事も否定出来ません。
細胞診が完全に正常に戻るまでは、定期的な検診は必要です。