女性のガンについて
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Q:子宮頚がん検診LSILとHSILについて
2013/10/17 9:09 ちはる
子宮頚がん検診で半年前はLSIL、今回はHSILが出ました。
先生はHSILになったら気をつけなければならないと言っています。
LSILとHSILについてもう少し詳しく伝えて下さい。
A:回答済
2013/10/28 10:01
婦人科医院 医師
子宮頚がん検診では、次のような結果で判定が出ます。
少し前まではクラス分類といって、結果が数字で出ていましたが、最近は考えられる異常を直接表現しようという事になっています。
この表現は世界共通のため英語で表示されるため、私達に理解しにくい所があります。
NILM 異常なしという意味です。
Negative for Intraepithelial Lesion or Malignancyの略です。
SIL 気をつけて下さいという意味です。
SILとは Squamous Intraepithelial Lesionの略です。
それぞれのトップのアルファベット S、Ⅰ、Lから来ています。
このうち Low=低いという意味でLSIL High=高いという意味でHSILと表現されます。
LSIL、HSILは今気をつけて下さいという事を意味しますが、これらについては長い間の追跡調査の結果があります。
LSILは将来数パーセントの確率で子宮頚がんになり得るとの事です。
HSILは大よそ 20%というデータがあります。
但し HSILには初期の子宮頚がんの場合がありますから、これが出た所で精密検査が必要になります。