女性のガンについて

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Q:日本人に多いハイリスクHPV 31型の特徴について教えてください。

2012/11/29 16:56  梅

はじめまして。日本人女性の子宮頸癌における、ハイリスクHPV 31型の特徴について教えてください。
欧米ではHPVの16型と18型の症例が多いらしいので、16型は上皮がんの傾向が多く、18型は腺がんの傾向が高いなどは知られているのですが、日本ではそれらと並んで多いという31型の特徴については、欧米ではあまり症例がないようなので予測がつかないのだそうです。
欧米の資料で分かっている限りでは、31型は遺伝子の構造的には16型に似ていることから、同様のハイリスクとみられるというのを読んだ事がありますが、日本と違って臨床的な症例が少なく定かではないので、現地の医師も困っているようです。

ちょうど米国駐在中のまだ若い日本人女性からスメアテストで軽度異形成、続くThinprepサンプルでのHPV DNA PCRテストでハイリスクHPV 31型、HPV RNAテストでもハイリスクHPV 31型のE6/E7 oncogene mRNAが見つかり、DNA/RNAテストではウィルスの状態から高度異形成の可能性もありハイリスクで要注意との警告結果が数週間後に出たのですが、HPVテストと同日に行われたコルポスコピーでは大きな白色上皮らしいものが見つかったのでそこの組織検査をしたものの異形成以外の炎症部分を切ってしまったようで、まだどの位置に異形成があるのかが分からないのだそうです。

只、全体的なスメアテストをすると軽度異形成が出たそうなので、恐らくコルポスコピーでは見えにくい部分に何らかの異形成があるのではないか、もしくはコルポスコピーでも見えないくらい小さな高度異形成が混じって薄められて軽度異形成の結果を出しているのか、一体どこに異形成があるのかがまだ現地の病院で見つけられていないそうです。
日本人のあまりいない地方なので、日本人には多い31型の特徴が分からずに困っておられるようです。

それで何も処置ができないまま、欧米のスタンダードでコルポスコピー再検査は半年後だそうで、今は只、待機させられておられるそうですが、その女性は最近は全身倦怠感などに悩まされ、長旅をして日本に帰れる体調でもないようで、遠い異国で不安に苛まれておられます。

しかし、彼女の場合はHPVには珍しく感染ルートと感染時期は分かっていて、10年前の初体験相手の男性が、彼女と出会う数ヶ月前に別れたという元パートナーの女性が末期の子宮頸癌で化学療法をされていたそうなのです。
10年前のその初体験時に出血や炎症が長引いたそうで、それで感染していたのが、月日を経て近年異形成化してきた可能性が高いですが、前の宿主で進行していたこと、化学療法でウィルスに変性が起きていないかなど、とても心配です。
しかし、そのHPV 31型が、どういう特徴を前の宿主で現していたかなどの詳細を聞くには、その元パートナーさんは行方不明で、現在ではもう分からないそうです。
そのため、まだお若いしそろそろ進行してもおかしくない時期なので、統計的でも日本での31型の特徴が手がかりになるかもしれないので知りたいのです。

そこの病院ではレーザーの設備はないそうなので、どこか分からないままむやみに取るような手術をするには抵抗があるらしく、まだ未産で将来子供が欲しいそうなので、近年中の妊娠を希望されておられます。
しかし最近、組織検査後から体調を崩し、不正出血や腰痛、全身倦怠感があり、体調不良だとのことです。
まさか、16型と似て進行が早いのではと私も心配で、欧米の半年も先の再検査を待つ間にも、日本のお医者様に相談して何か日本人の場合の31型に対する情報が得られればと質問させていただきました。

もしも日本の豊富な症例から、ハイリスクHPV 31型だと、どの位置にできやすいとか、どの位の期間で進行する事が多いなど、統計程度や資料へのリンクや症例一件でも良いのでお知らせいただければ、非常に助かります。

A:回答済

2012/12/03 9:44

レディースクリニック 院長

 御質問の要旨は分かりますが、子宮頚がん検診で最も大切なのは、細胞診検査やHPV検査の結果ではなく、組織検査の結果です。
手術が必要か否か、手術だとするとどんな手術が必要かなど、全て組織検査の結果に基づきます。

 これを乳がんに例えると、触診、マンモグラフィー、超音波、MRI検査等、沢山の検査が行われていても、最終診断は腫瘍を切り取った組織検査で決まるという事と同じです。
子宮頚がんも他のがんと同じく、組織検査が決定的な診断になるでしょう。

 御質問の中にコルポスコピーで大きな白色上皮らしいものが見つかったとの事です。確かにアメリカではコルポスコピーは、その専門家が行うはずです。
日本でも専門家が見ると、コルポスコピーだけで、どに様な病変があるか推定出来ます。
それ程の異常があるのに、組織検査のコメントをもらっていないとすると、担当医とのコミュニケーションがとれていない可能性があります。
明らかな白色上皮がある=何らかの組織異常がある=診断の基準になるという事です。

 16型が上皮がん(扁平上皮ー子宮頚管の外側)、18型が腺がん(円柱上皮ー子宮頚管の内側)が多いと言っても、16型で腺がんもあり、18型で扁平上皮がんもあります。
ウィルスの型で、子宮のどこの部に、どのように広がるかの推測は今の所不可能ではないでしょうか。
異常の有無、広がり等がコルポスコープ診を行う臨床医の仕事となると考えられます。

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