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Q:子宮頚がん検診HSILとクラスⅢa
2012/07/30 15:50 千佳子
子宮頚がん検診を受けたら、細胞診検査でベセスダ法HSILとの通知が来ていました。
精密検査が必要ですと記入されていましたが、同じ所にクラスⅢa相当と書いてありました。
ネットを調べるとベセスダHSILは、だいたいクラスⅢbで、子宮頚がんに時もあるとの事です。
今回のクラスⅢaとはニュアンスが違うと思うのですが、どちらが正しいのでしょうか。
A:回答済
2012/08/06 9:32
産婦人科医院 医師
子宮頚がん検診ベセスダ分類HSILとは、子宮頚がんが出来やすい部分に異常があるという事です。(SIL=異常あり)
さてHSILの最初のHはHighの略で、高度の異常という事ですが、細胞診検査より詳しい組織検査をすると、このHSILは主に異形成上皮という異常が出てくる事が推測されます。
この異形成上皮は軽度、中等度、高度に分かれます。
以前のクラス分類では軽度、中等度異形成上皮はクラスⅢa、高度異形成上皮がクラスⅢbと分類されていました。
このため、より詳しい組織検査では多分、中等度異形成上皮が出るのではないかと判断されれば、今回ベセスダ分類(新しい基準)でHSIL、クラス分類でⅢaという事はあり得ると思います。