女性のガンについて
女性のガンについての悩み、不安や質問など書き込んでください。
Q:子宮をとると卵巣がんにならない?
2011/09/20 14:09 МIHO
先日子宮筋腫で子宮の全摘手術をうけました。手術後の経過は良いようです。
退院前の診察の時に、今後当然子宮がんの検診は必要ないが、最近卵巣がんが増えているので、1年に1回は卵巣がんの検診をうけるようにと言われました。
ただ子宮をとると卵巣がんになる確率が減るとも言われました。これって本当の事でしょうか。
毎年子宮がんと卵巣がんの検診をうけていました。
子宮がんの心配はなくなるし、卵巣がんの確率も低くなるというのは嬉しいことなのですが・・・。
A:回答済
2011/09/26 9:57
婦人科医院 副院長
子宮筋腫の手術で子宮がなくなると、卵巣がんになる確率が低くなるというのは、最近確かめられてきています。
子宮がある人に比べて、子宮をとった人は将来卵巣がんになる確率が1/3になるという事です。
しかし、一方で卵巣がんの女性が増えているのも事実です。
最近10年間で2倍に増えたというデータがあります。
その理由は分かりませんが、その意味では卵巣がん検診はやはり必要になります。
ただ卵巣がんの検診は、子宮がんの検診などに比べると、正確性に欠ける事も知っておいた方がよいでしょう。
このため何でもないと言われても、下腹部痛、お腹がはる等の症状があったら検診をうけてみる必要があります。