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Q:ベセスダHSIL、HPV検査は?
2011/04/16 8:30 RUMI
がん検診で、ベセスダ分類HSIL、と言われ、組織検査をうけました。
組織検査で中等度異形成上皮と言われ、HPV検査をうける事をすすめられました。
但し3ヶ月後の再検査の時でも良いでしょうと言われましたが、HPV検査はなぜ必要なのでしょうか。
もちろん検査をうける積りではいますが・・・・・・。
A:回答済
2011/04/18 9:34
婦人科クリニック 院長
ベセスダ分類HSILとは、より詳しい組織検査をうけるべきだという意味です。そこで受けた組織検査が中等度異形成上皮だったという事は、これで確定的な診断が出たという事になります。
この組織検査の結果で、次の検診期間や治療方針が決まると考えて良いでしょう。
この将来の方針については、HPV検査が参考になります。
例えば、仮にハイリスクの16型や18型が見つかれば、将来がんになる可能性が出て来ます。それもあまり長くない間に。
この為、時期をみて、レーザー等による治療や円錐手術がすすめられる時があります。
しかしハイリスクの中でも16型や18型でない時は、将来がんになる可能性は16型や18型程高くなく、しかも時間的に余裕は十分あると考えられています。このため通院の上経過観察をすすめられる可能性があります。
さらにHPVハイリスクが見つからない時は、中等度異形成上皮が自然に改善する事も多いと考えられています。
その意味でHPV検査をうける事は大きな価値があると言えるでしょう。
医者の立場から言えば、検査を受ける事をおすすめします。