女性のガンについて
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Q:HPV31型と58型がいます。それでもワクチンは受けた方が良いか?
2010/01/09 9:09 くるみ
子宮がん検診をうけた時、より確実な診断のためと思って、細胞診検査とHPV検査をうけました。
その結果、細胞診Ⅲa。HPVは31型と58型が出ました。
先生には今のところ、子宮がんではないし、自然に良くなる事があるからと言われて、定期的な検診をうけています。
私の様な状態でも子宮がん予防ワクチンをうけた方が良いでしょうか。
A:回答済
2010/01/14 11:15
産婦人科医院 院長
HPV感染は性行為がきっかけになる事が多いため、当初は若い年代の女性に用いられるべきと考えられていました。
このため各国の事情で(もう100ヶ国位で使用されています)、少しづつ違ってはいたようですが、はじめは小学校高学年や中学生位の年令が対象になっていたようです。しかし最近の傾向では年令に関係なく投与するようになってきているようです。
その方が、子宮がんになる人が少なくなるという推定があるからです。
さてアメリカの予防接種委員会では、年令はもちろん、例え、他の発がん性のあるHPVに感染している人でも、ワクチンを投与した方が良いと勧告しているようです。
このため、今16型か18型だけ、あるいは両方だけの感染があるという人を除いては、ワクチン投与をうける意味があると考えられます。