婦人科の病気.

乳腺症

症状とその後の対処の仕方

乳癌と間違いやすい病気に乳腺症があります。 乳腺症そのものは乳癌とは違う病気ですが、「しこり」がある時もある事から、定期的な検診を勧められる事があります。

1.しこり(腫瘍)

しこりは、殆どのう胞と言って水のような成分が溜まる腫瘤です。

  • 超音波検査でしこりの中に腫瘍の様な像がうつった時は要注意と言われる時があります。→精密検査をすすめられる時があります。
  • 中の液を吸引といって吸い出してしまう時があります。この時中の液が
    1. 血液成分が出ているような時
    2. 念のため癌検診をしたら気をつけてという結果が出た時は注意が必要と考えられています。この時は医師からお話があるでしょう。
2.痛み

乳腺症の痛みは大きく2つに分かれます。月経の周期に合わせて一定の時期になると痛みのある時と、月経の周期に無関係な痛みの時。

  • 月経周期に合わせて痛みのある時。 殆ど問題はない事が多いようです。 しかし(ⅰ)痛みがとても強い時、(ⅱ)2週間以上にわたって痛みのある時は注意しましょう。 こうした時はやはり医師と相談されておいた方が良いでしょう。

  • 月経周期と無関係に痛みのある時。 この時は時に注意が必要な事があると考えられています。 念のため医師と相談されると良いでしょう。 乳管拡張症、乳腺炎などの他に乳癌の時もあると考えられています。

    乳癌の検診をうけ、異常がないと分かった所で各種のお薬が処方される事があります。この時は、主に乳腺症のもとになる女性ホルモンの働きを抑える男性ホルモン作用のあるお薬が、すすめられる時があります。 お薬の効果、予測される使用期間、副作用については医師からお話があるでしょう。

3.乳頭分泌物

乳頭から分泌物が出る時は、医師による検査をすすめられる時があります。もし血液性の分泌物があった時は、念のため乳癌を含めた精密検査がすすめられるで しょう。出血ではない時は血液中のプロラクチン(催乳ホルモン)というホルモンが高い時もありますので、血液検査がすすめられる時があります。

乳腺症はその後どうなる事が多いのでしょう。

  1. 乳癌ではないと判断されれば、念のため定期的な検診をうけている間に症状がなくなる時があります。
  2. 痛みの強い方でホルモン療法をうけられた方は、その後乳腺症が再発する時もあります。その際はまた改めて医師からお話があるでしょう。
  3. 稀ですが、将来乳癌になる人がいます。乳腺症の経過観察をうけている間、あるいは何らかの検査(細胞診や組織検査)をうけた後に注意が必要と言われる事があります。
    医師から詳しくお話があるでしょう。

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