婦人科の病気.

外陰部に出来る腫瘍

外陰部に出来る腫瘍について

外陰部におでき(腫瘤)ができた時はとても気になるものです。おできの種類によっては、早いうちに治療しなければなければ広がる感染性のもの、放っておくと痛みが強くなり日常生活に差し障りがある時があるもの等があります。 早期に診察をうけた方が良いものが大部分です。

(A)尖圭コンディローマ
ウィルスによっておこるものです。セックスで感染する事が殆どです。放っておくと広がる時があり、早めの治療が大切です。
薬剤による治療、冷凍療法、電気メスやレーザーメスによる治療法などがあります。
(尖圭コンディローマのページをごらん下さい。)

(B)外陰ヘルペス
おできではありませんが潰瘍が出来る時があります。初期に小さなおできが出来た様な感じになる時があります。普通はこの時でも痛みがあります。
ヘルペスウイルスによるものです。性感染症の1つですが、初めての感染の時には重症化する時があるから注意しましょう。また妊娠された時の注意もあります。
(ヘルペス感染症のページをごらん下さい)

(C)皮膚にイボが出来る時があります。
1個でしかも昔からある物は単なるイボの時があります。長くあるものは一部切除し、顕微鏡で検査を受けることがすすめられる時があります。

(D)外陰部の毛のう管に感染症が起こる時があります。
急な感染症の症状がおき、腫瘤も大きくなります。痛みも強く椅子に座れなくなる時があります。
■抗生物質を処方されることがあります。
■必要と判断された時は、切開し中の膿を出す必要があると言われる時があります。数日間通院をすすめられる時もあります。

(E)外陰部に脂肪のかたまりが出来ている時、またそれに感染がある時があります。

感染がなければ、そのまま様子をみるようすすめられる時があります。感染が見られるときは症状に応じて切開されたりする時があります。

(F)外陰部の腫瘍
急に腫瘍が出来た時、大きくなる傾向があるときは医師と相談しましょう。稀ですが顕微鏡の検査で将来癌になる可能性のある病気の時があります。
■外陰部上皮内癌、外陰癌
■ボーエン病など

(G)白板病

年配の方で痒みが強く、外陰部が白くなり皮膚が分厚くなっている方(白斑症といいます)は医師と相談しましょう。
前癌状態など要注意の時があります。主に皮膚科で検査してくれます。

(H)バルトリン腺のう瘍
外陰部にあって、膣の中に分泌液を出すバルトリン腺に感染を起こし、急に腫れる時があります。
バルトリン腺はそれなりに重要な役割を果たすため、基本的にはバルトリン腺を残しながら治療するのが普通ですが、あまり感染をくり返す時、腫瘍が出来ていると判断された時は切除がすすめられる時があります。
治療法については医師とのお話しが大切です。
【治療法】
1. 軽い時は抗生物質が処方される時があります。
2. 感染しているときは、バルトリン腺に針を刺して、中の膿を出した上で抗生物質の処方をうける時があります。 一回だけの治療で済む事が多いので応急処置としてすすめられる時があります。再発の可能性があります。
3. 切開 はれているバルトリン腺を切開し、中の膿を出しその後、切開した部分がすぐふさがらないように処置を受けるときがあります。通院治療がすすめられるでしょう。
4.
開窓手術 膣の中に新しいバルトリン腺の排出口をつくる方法があります。手術後数日の通院が必要でしょう。

ログイン ID・パスワードを忘れた方