婦人科の病気.

妊娠中の良くある質問

相談1.ウーロン茶のカフェイン

この度流産を乗り越え、妊娠することができました。そこで質問ですが、妊娠中の飲み物で、カフェインを摂取しないよう、緑茶は程ほどに、また好きだったコーヒーをノンカフェインに変えたり、豆乳や牛乳を取るようにしていますが、時々外食などで、プーアル茶やジャスミン茶を飲むことがあります。中国茶の成分は良く分からないのですが、これらのお茶は飲んでも大丈夫でしょうか?やはりカフェインとかその他胎児に良くないものとか含まれているのでしょうか?余り神経質になってもと思っているのですが、色々なサイトを読んでいるうちに少し心配なったので、投稿しました。アドバイスをお願いします。

答 妊娠されて良かったですね。 さて妊娠とカフェインについては注意された方が良いとされていますが、プ−アル茶やジャスミン茶については私共の所では今の所はっきりとしたデ−タ−がありません。ただ緑茶、紅茶、ウ−ロン茶を含め全てのお茶は、もともとは同じツバキ科のお茶の木からとれるものです。これをどう加工するかでお茶の種類がかわります。 お茶の葉を発酵させないものが緑茶、完全に発酵させたものが紅茶です。この中間のものがウ−ロン茶です。 お茶の中にカフェインがどの位入っているかを調べる方法に浸出法という方法があります。100gの中にどの位カフェインが入っているかを調べるものですが、それによると  紅茶     50mg  緑茶     20mg  ウ−ロン茶  20mg です。ちなみにコ−ヒ−は40mgです。(5訂日本食品標準成分表から) 中国茶は発酵の程度が微妙に異なります。日本人の好みに合わせている可能性も考えられています。この事から考えるとだいたい緑茶に近いものの、紅茶に近い場合もあれかもしれません。 だいたい20−50mgの間と考えて良いのではないでしょうか。なおこれらにはジャスミン等 香りをつける為の成分が入っている可能性もあります。

相談2.授乳中の避妊は?ピルを使っても良い?

今授乳中ですが、すぐには赤ちゃんを希望していないため、ピルを飲みたいと思っています。その事をお母さんに言ったら、「授乳中はピルはダメではないの」と言われました。授乳中はピルは飲めないのですか。

答 授乳中ピルは使用できません。ピルには2種類のホルモンが入っており、お母さんのホルモンをコントロールしています。 排卵をおこさないようにして、避妊を企てている訳です。%br; 授乳中は、母乳にこのピルの成分が移行してしまいます。つまり赤ちゃんもピルを飲んでいるのと同じ状態になってしまうのです。授乳中はピルを内服しないようにしましょう。 授乳中の避妊は  1.避妊リングが一番確率の高い避妊方法です。(それでも100%ではありません)  2.但し授乳中は、排卵の確率も低い等、妊娠しにくい環境にある事も事実です。

相談3.妊娠中の栄養ドリンクは?

妊娠中は栄養ドリンクはあまり良くないという話を聞きました。本当ですか。私は今妊娠中ですので飲んでいませんが、仕事が忙しかった為、妊娠前は結構飲んでいました。もしかすると妊娠初期にも飲んでいたかも知れません。赤ちゃんに影響する事はあるでしょうか。

答 栄養ドリンクは労働厚生省できちん管理していますから、妊娠していない時は基本的には大丈夫と考えて良いでしょう。  ただし内容をよく見てみると、漢方の成分(生薬といいます)、アルコール、カフェインが入っている事が結構多いのです(全部ではありません)。  妊娠と漢方成分については、まだ分かっていない部分があります。またアルコール、カフェインは いずれも妊娠中は気をつけた方が良いと考えられる成分です。 これらを考え合わせると妊娠中に気軽に栄養ドリンクを飲む事はあまりすすめられません。 但し、これらはいずれも少量ですから妊娠初期に飲んだからと言って気にしすぎてもいけないと思われます。 何か心配な事があれば主治医と相談しましょう。 

相談4.妊娠12週で出血しました。

今妊娠中です。赤ちゃんがなかなか出来なかったので病院に行きました。排卵が遅いタイプという事で排卵誘発剤を飲んだらすぐ妊娠出来ました。「嬉しい」と思っていたら、先日出血がありました。 産婦人科の先生は、今12週で胎児の心拍もしっかりしているので大丈夫と言ってくれました。でも妊娠していて出血はやはり心配です大丈夫でしょうか。

答 妊娠中のエピソ−ドを調べると、妊娠初期に出血した人は、妊娠中の10〜20%の人にみつかったという調査があります。妊娠初期の出血は意外と多いものです。 出血の原因はいろいろあります。  1.油断しないで下さい。流産するかも知れませんから気をつけて・・・という出血  2.赤ちゃんの成長が悪いために起こる出血  3.ポリ−プや炎症等、他に病気があっての出血など 様々です。 妊娠初期に出血があった時は、主治医と連絡をとるか診察をうける様にする事が大切でしょう。 なお妊娠12週頃の出血ですと、切迫流産の出血の事が多いと考えられます。この位の大きさになると、赤ちゃんは多少の出血でも耐えられるものです。しかし安静や薬剤による治療が必要だったり、入院が必要になる時もあります。医師の診断をうける事が必要です。

相談5.里帰りはいつ頃が良いか?

現在妊娠23週です。お産は初めてですが、お腹がたびたび張り、病院で検査をうけたり、お薬をもらっています。 お産は実家での里帰り分娩を考えていますが、現在の主治医は、このお腹の張る状態では早目に実家に帰った方が良いと言っております。やはりそうした方が良いでしょうか。

答 里帰り分娩は、実家で気楽な気持ちになれ、心身ともリラックス出来ます。また、お母さんを始め、家族に赤ちゃんの面倒をみてもらえますし、いろいろなアドバイスも期待出来ます。メリットは多いですね。 一方で医師の側から言わせてもらうと、稀な事ですが、もう少し早目に来院してくれると良かったのにと思う時があります。  1.早産の危険があった。  2.お母さんに、甲状腺の病気や糖尿病など何か合併症があった。  3.体重が増えすぎていたり、血圧が高目だった等。 今まで、お腹の張りがたびたびあったという事は、もしかすると、早産になる危険性も無い訳ではありません。その可能性がありそうな時は、やはり早目に里帰りされた方が良いでしょう。 実家でゆっくりすると、早産の傾向が改善する時もあります。また万が一早産になっても予め十分な準備が出来るからです。

ログイン ID・パスワードを忘れた方