婦人科の病気.

双胎

双胎には2つのタイプがあります。

1卵生双生児
受精した1つの受精卵が2つに分裂して2人のお子さんになる時があります。これを1卵生の双胎といいます。 この時1つの受精卵から2人になったのですから、2人は全く同じ個体という事になります。つまり2人は同一人物と同じという意味です。この時性は同じです。(男の子同士、女の子同士)
2卵生双生児 2つの卵から別々に受精した場合です。この時は母体から出た卵が違いますので兄弟(姉妹)と同じ意味です。 この時は性は同じ時もありますし、男女別の時もあります。

双胎の診断

超音波の診断で分かります。 時には最初1人だと思っていたのに、後から2人、あるいは3人(3つ子)だと分かる時もあります。 これは主に超音波の写り方によります。


※双胎は超音波で見ると3つのタイプに分けられます。—それぞれ注意事項が違う事があります—
1.2絨毛2羊膜双胎(DD双胎といいます)

1人の赤ちゃんに絨毛膜と羊膜が別々にあるもの。(1人ずつに絨毛膜と羊膜がある) 2卵性の双胎の時はこのタイプです。 但し1卵性の双胎の時もこのタイプの時があります。
2.1絨毛2羊膜双胎(MD双胎といいます)

3.1絨毛1羊膜双胎(MM双胎といいます) ※非常に少ないのですが絨毛膜も羊膜も1つという時があります。

双胎の時の注意事項

多胎の時は注意された方が良い事が幾つかあります。


  1. 流・早産になる可能性が高くなる時があります。注意される点があったら医師のアドバイスに従いましょう。
  2. 赤ちゃんが2人いる分つわり等の症状が強く出る時があります。
  3. 医師の方は赤ちゃんを詳しく観察します。2人の間に成長の差が大きく出た時は要注意の時があります。時に1人の赤ちゃんの方から片方の赤ちゃんに 血液が流れる場合があり、これを双胎間輪血症候群(TTTS)といいます。これが疑われる時は、医師から詳しいお話があり、また管理も厳重になる時があり ます。
  4. 1絨毛1羊膜双胎の時は、より慎重な管理が要求される時があります。この時は医師のアドバイスに従いましょう。
  5. 赤ちゃんが2人分いるだけ、お腹が大きくなる割合が高く、また早く大きくなる場合があり、早産予防に入院がすすめられる場合があります。
  6. 妊娠中毒症、貧血症、血液の出血や固まる機能(出血凝固機能といいます)に異常が出る率が高くなる可能性もあります。このため血圧の測定、尿、血液検査を多目にするようすすめられる時があります。
  7. 気持ちの上で、心配になったりしてイライラしたり、不安になられる方もおられます。何かあったら気兼ねせず、医師や助産婦、看護師とお話しましょ う。現在の正確な状態を知るだけで安心される事が多いようです。またきちんとした医療の管理が出来る時代ですから、まかせる所はまかせるようにしましょ う。医療側は細心の注意を払っているのが現状ですから。

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