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子宮筋腫と子宮内膜症

子宮筋腫の新しい治療法が研究されています。集束超音波治療法といいます。

子宮筋腫の治療方法としては、(1)お薬による方法、(2)手術療法(開腹、腹腔鏡下など)、(3)子宮動脈塞栓術(UAE)などがありますが、最近、超音波をあてる事で子宮筋腫を縮小させようという治療法が出てきました。 これはお腹の上から、超音波(特殊な装置を使ったものですが)をあてて、子宮筋腫を焼灼させる方法です。 手術をしないで済む、という利点があり、これからこの治療装置が改善されれば、非常に有望な治療方法になると考えられます。 現在この装置を使用して子宮筋腫の治療を行っている病院もあります。興味のある方は各病院に相談されると良いでしょう。 ただまだ新しい装置のため、治療法として安全ですが幾つかの問題点は指摘されています。 例えば * 今のところ4時間位同じ姿勢をとる必要となります。 * 子宮筋腫のこぶがあまり大きいものは効きにくいと考えられています。 (直径10cm以上) * 多発性のものには向かないと考えられています。 * MRI検査で治療に向くタイプと向かないタイプがある。 * 再発する時がある   等です。 * その他医師との相談が必要です。 * また今の所保険が効きません。

子宮筋腫の月経過多の新しい治療法 マイクロ波凝固療法

マイクロ波というのは電磁波の一種です。電子レンジもマイクロ波を利用していますね。マイクロ波で食べ物を加熱処理するのです。 これを医学に応用したのがマイクロ波凝固法で、治療したい部に機械を当て、強いマイクロ波で病気の部分を破壊する方法です。 例えば肝臓癌の病巣にマイクロ波を当てて癌組織を壊死させたりします。 子宮筋腫で月経の量の多い過多月経の人や、長く出血がつづいて不愉快な思いをしている人に、出血の原因になる子宮内膜を焼き切る事で生理を起こさせなくする方法があります。これがマイクロ波凝固療法です。 子宮をとらないで不愉快な出血を止める事が出来ます。 ただ過多月経などの症状のある人は子宮筋腫や子宮内膜症のある人に多いのですが、これの根本的な治療にはなりません。 しかし今のつらい症状は改善されるでしょう。 なお治療に関しては注意点が幾つかあります。 手術前に医師と詳しくお話をする事が大切です。

子宮筋腫の治療法に新しい試みが…。

子宮筋腫の治療には最近新しい試みがある様です。 腹腔鏡でお腹の中を観察しつつ子宮動脈をしばってしまう(結紮をする)という方法です。 子宮筋腫の治療法に子宮動脈塞栓術(UAE)という方法があります。    当ページ 婦人科の病気 子宮筋腫 をごらん下さい。 これと同じ効果をねらった方法だと考えられます。 子宮筋腫は全摘をすれば筋腫に伴ういろいろな症状がとれます。 また赤ちゃんは希望しないが子宮を残したいという時は、子宮内膜だけを破壊する方法もあります。 これに対し赤ちゃんが欲しい人は、例え子宮筋腫が沢山あっても、あるいは大きくても筋腫のこぶだけを切除する子宮筋腫核出術が最大の治療法です。 一方子宮動脈の流れを止めてしまう治療法は子宮を取らない、子宮筋腫が小さくなる、子宮筋腫に伴う症状が改善するというメリットがあります。そして副次的に妊娠が可能になる時もあると考えられています。 子宮筋腫核出術が不可能と考えられる子宮筋腫や、手術後の再発の際には積極的にこの治療がすすめられる時もあります。 この子宮動脈の流れを止める治療に従来のUAE法に加え、腹腔鏡下の動脈結紮術が加わったという事は、子宮筋腫の治療に新しい選択肢が加わったという事になるでしょう。ただ一方で手術が必要な時は、沢山の治療法の中からどれを選択するか、十分な話し合いが必要という事にもなります。

子宮筋腫があり、手術をすすめられました

その際婦人科の医師(男性)から、「もう必要のない臓器だから取ってしまったら」と軽く言われました。いきなり言われたので、ショックでした。 男性の医師では女性の気持ちが理解できないのでしょうか。それとも本当に軽い手術で、女性の一生に何の影響の無いものなのでしょうか。 答 子宮は女性にとって、大切なシンボルそのものです。その点を考えないで、軽く言われたのでは傷つく時があるかも知れません。 実は子宮を取る事と女性の気持ちの問題は以前から大きな議論の対象となっています。 欧米でも何冊かの本になった事もあり、日本でも翻訳、出版された事があります。 理論的には子宮は赤ちゃんを入れる袋の役目だけでホルモンを出す作用はありません。 手術後ホルモンの検査をしても、卵巣が残っていればホルモンの値に変化はなく、手術後に「女性らしさが無くなる」という事はありません。 そういう意味で、もし子宮を全部取っても将来女性として何らかのハンディを負う事にならないでしょう。しかし、その事と子宮がなくなってしまうという気持ちの問題は別です。 今の時点では2つのアドバイスをしたいと思います。 1つは本当に子宮を取らなければいけないのか、セカンドオピニオンを聞いてみるのは如何かという事。 もう1つは手術をうけるとすると、それ迄にきちんと心の整理をされておく事が大切だという事です。現在の状態が子宮筋腫だけで、悪性を疑う所見が全く無く、生理痛や貧血などの自覚的症状も無ければ、手術までには時間的余裕があるのが普通です。 その間、友人、手術経験者、医師などから情報を集めてみるという方法があります。

貧血は子宮筋腫と関係があるか

会社の健康診断で貧血があると言われました。生理の量も多い事をお話したら、子宮筋腫ではないかと言われ婦人科受診をすすめられました。 婦人科を受診しようと思っていますが、子宮筋腫だと、どんな治療をすすめられるのでしょうか。 婦人科に行くのは少し億劫です。内科だといつも相談にのってくれる先生がいるのですが。 答 生理の量が多くて貧血があるとすると、子宮筋腫か子宮内膜症が考えられます。 まず婦人科を受診し、子宮筋腫などが無いか診察をうける事が大切でしょう。 その上で、子宮筋腫や子宮内膜症があるとすると、どの程度のものかのチェックが必要になります。 あわせて子宮頚部(子宮頚がん)や子宮体部(体がん)の癌検診もうけておいた方が良いでしょう。 再度血液検査をすすめられる事もあります。子宮の大きさ、血液検査の結果、月経痛などの自分で感じる症状(自覚症状といいます)を総合的に判断した上で今後の治療法について提案がある筈です。 例えば 貧血の治療だけで良い 子宮筋腫や子宮内膜症を小さくする治療が必要(薬物療法) 手術 などです。 その上で貧血の治療だけで良い時は、内科の医師に治療をお願いする事もあります。 勿論婦人科の定期的検診もすすめられるのが普通です。

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