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記憶力と認知症

緑茶 ビタミンEで認知症予防

 今お年寄りの介護が大きな問題になっていますが、この課題は今後ますます大きくなる事はあっても縮小する事はないでしょう。  さて最近JAM誌(2014:311)に出た研究ですが、軽度のアルツハイマー症や、軽度の認知障害の人には、ビタミンEが効果的との事です。  この研究はアメリカ、ミネアポリスの退役軍人医療センターのものです。 認知機能に影響があるか、ビタミンEを飲んでらった人と、飲まなかった人で比べたところ、ビタミンEを飲んでいた人の方が認知機能低下を防げたとの事でした。 なお平均追跡期間は 2.27年でした。  もう少し詳しく述べると、ビタミンEを飲んでいた人は、飲まなかった人に比べ、追跡期間中 6.2ヶ月分の進行抑制効果があったそうです。   1年時−10.6ヶ月、2年時−8.7ヶ月、3年時−9.3ヶ月、4年時−1.8ヶ月の進行抑制効果があったとの事です。  さらにビタミンEを飲んだ人は介護時間も 1.79時間減ったそうです。 なおビタミンEを飲んだからと言って、副作用が強くなるという事もなかったと記されています。  この研究では、ビタミンEが直接使われていましたが、日常ビタミンEの摂取に心掛けていたら、どうでしょうか。興味のある所です。  ビタミンEの豊富な食べ物は沢山あります。 いくら、タラコ、すじこ等魚卵に多いとの事。卵の成長にも必要なのでしょう。卵の成長に有効なら、脳の細胞の働きを良くする可能性もあります。  ところで、他にビタミンEが多いのは、緑茶です。 そう言えば、お茶の好きな人は認知症になりにくいという話もありました。

魚、果物、野菜そしてある種の油が認知症を予防する

 認知症の予防に食事のパターンが大切という調査があります。 例えば果物や野菜を毎日食べている人は、そうでない人に比べて認知症になるリスクが30%低くなったそうです。 また1週間に1回以上魚を食べる習慣があると認知症のリスクが40%下がり、アルツハイマーの確率が40%低下するそうです。 さらに菜種油やくるみ油を使っている人は、そうでない人に比べ認知症になるリスクが60%減るそうです。(w−3系油脂といいます) 一方でヒマワリ油(w−6系油脂といいます)等の油は逆だという調査があるそうです。  そう言えば漁師さん達の高齢化が問題になっています。70—80才の漁師さんが多く、なかなか後跡ぎもいないそうです。 でも考え方を変えると、毎日魚や海草を食べる漁師さんや、その家族は、認知症やアルツハイマーになりにくいから高齢でもしっかり働けるかも知れません。 フランス国立衛生医学研究所 2007年

読書をすると認知能力がおちない?

 脳はとても大切な臓器ですから、いろいろな有害物質が脳に行かないようになっています。 これをBBBといいます(Blood Brain Barrier=血液脳関門)。  このため有害な物質から脳は守られているのですが、完璧に保護されている訳ではありません。当然有害物質の質や量によってはこのBBBを通過する可能性があります。 また脳については年齢による機能の低下もあります。  ところが読書をする習慣のある人は、この脳の機能の低下を予防する作用があるとの事です。 最近の調査では、鉛を職業として扱う職業の人は(この鉛が脳の認知能力を抑える作用がある事が知られています)読書量の多い人ほど鉛の副作用が少ない事が分かりました。 主に脳の認知能力の低下を予防するのだそうです。 特にこの作用は若い頃から読書をすると良いとか。やはり小さい頃からの読書は良いようです。 そう言えば昔は、少年少女文学全集なんてありました。それでも、今は図書館とか、読書に親しむ機会はたくさんあります。上手に利用できると良いですね。

勉強の時酸素を吸うと記憶力が上がる可能性がある

代々木ゼミナールでは松下電器産業や名古屋工業大学との共同研究で、英単語を憶えるテストをした所、勉強前に約30%の高濃度の酸素を吸引しながら勉強した人は、そうでない人に比べて単語の記憶力が増したという結果が出たと述べています。 本来は認知症などの病気の人の治療に用いるのが研究の目的のようですが、最近は酸素バーもありますね。 サラリーマンの疲労予防のために利用されているようですが、将来勉強のための、酸素供給装置が出るかも知れませんね。

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