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タバコと健康

タバコの害は女性ほど強く出るとか(心臓に対して)

 喫煙による影響は男女を問わず身体のいろいろな場所に出ます。 有害な事象の1つが心臓の血管(冠動脈性心疾患といいます)に対する影響です。  2011年ミネソタ大学のHuxley R.R.博士らは、この心臓の冠動脈に対する悪影響は男性より女性の方が大きいというデータを出しています(Lancet 2011)。  博士らは1996−2010年の間に391万2,809人を調べたそうです。 そのうち心臓の冠動脈に異常が起こった人が6万7,075人だったとの事。  その結果、男性に比べて女性の心臓の冠動脈に起る異常は1:1.25と女性の方がリスクが高くなったそうです。 このリスクは時間が経つごとに上昇していったとの事ですから、喫煙は女性にとって有利な事は無いと言えそうです。  もっともだからと言って、男性が安全だという事にはなりません。 今回の調査では、女性の方に強い影響が出たというだけですから。

タバコの言い方 タバコと乳がん 閉経の前か後ろかで違う?!

「タバコ」は人間の身体になに1つ良い事をしません。 肺の慢性の病気を起こしたり、いろいろな「がん」の原因になったりします。またその常習性は麻薬を上まわるという説があります。  しかし、今の所1つだけ取り柄とも言える点があります。 それは女性ホルモンの働きを抑えるという事です。  女性ホルモンが下がった方が良い病気が幾つかあります。 子宮内膜症がその1つで、もともと喫煙すると子宮内膜症が改善するという話がありました。  もう1つが乳がんです。閉経前から喫煙すると、乳がんになる確率が僅かに高くなるのですが、閉経後に喫煙を開始すると乳がんになる率が低下するとの事です。  これは閉経後に、女性ホルモンであるエストロゲンが減る上に、喫煙でさらにエストロゲンが減るからだと説明されています(F.Xue博士ら Archives of International Med.2011)。 しかし、子宮内膜症や閉経後の乳がんが減っても、喫煙によって他のがんが増えては何にもなりません。  もし可能であれば、「タバコ」の中の抗エストロゲン作用のある物質だけが取り出されればメリットがありそうです。  タバコの害がなくて、子宮内膜症の治療薬になり、乳がん発生率を抑える薬が出来るなんて良い……と思っていたら、最近新しいアイデアが出てきました。  タバコの香りの成分3 ethyl pyridineを利用しようと言うもので,この成分は子宮内膜症の痛みに効果があるとの事です。  本当に効果があるか、副作用がどうか、治験という研究のレベルに来ているそうです。

タバコは脳梗塞のリスクにもなる

 タバコの害は言うまでもありません。 肺がんを始め身体の至る所のがんの可能性を高めます。タバコとは全く関係のない所と思われる場所の子宮がんも喫煙との関係が明らかにされています。 さらに狭心症や心筋梗塞などの心臓血管系の病気にも関係がある事も知られています。  タバコに関する問題の1つに男性の喫煙率が減ってきているのに、女性の喫煙率が上がってきている事があります。それも若い女性の喫煙率が上がっているのが心配です。  さてここで新しい調査が出てきました。 若いうちから喫煙すると、脳梗塞のリスクが高まるそうです。脳梗塞は文字通り脳の血管がつまる病気。1度かかると長く根気のいるリハビリテーションが必要になります。 喫煙する人は、タバコを吸わない人に比べ、平均で約2.6倍危険率が上昇するそうです。 しかもこの危険率はタバコの本数と比例するそうで、1日1箱(20本)以上で4.3倍、1日2箱(40本)以上となると、何と9.1倍危険性が高くなるとか。 一方でタバコを止めると危険率は減るとのデータもあります。 早くに喫煙を止める決心が大切なようです。

妊娠したら禁煙出来た人は?

 妊娠中のタバコの害はいろんな面で指摘されています。 この事はもうよく知られていますので、妊娠したと分かった時から禁煙する、あるいは禁煙を考える女性(受動喫煙も含む)は大勢おられます。  妊娠女性の禁煙に関する調査があります。 1.初産の人    妊娠と分かって禁煙をしましたか   88%  a)それは完全なものですか    78%(禁煙した人)  b)不完全なものでしたか(1日数本は喫った)   22%(禁煙した人) 2.経産の人(お産を経験した人)  妊娠と分かって禁煙をしましたか   62%  a)それは完全なものですか    41%(禁煙した人)  b)不完全なものでしたか    59%(禁煙した人) 3.お産後も禁煙を続けられましたか  a)禁煙できた     11%  b)また喫煙するようになった   89%    (レディースケアネット 協力病院調べ) この調査結果から幾つかの事が分かります。 1.妊娠したら禁煙しなければならないという意識は強いようです。 2.初産の人は禁煙する人が多いが、お産を経験するとタバコは「少し位いいや」と思う人がいるようです。 3.お産後、また喫煙を再開する人が圧倒的に多い事が分かりました。  さて、妊娠した時にせっかく禁煙出来たのですから、そのまま禁煙を続けられると良いのですが、調査の結果では、お産後喫煙を再開するお母さんが多い事が分かりました。  ところが最近、せっかく禁煙していたお母さんが、出産後喫煙を再開し授乳をすると、赤ちゃんの睡眠時間に影響が出てくるという調査が出ました(Pediatrics 2007年)。 喫煙すると、赤ちゃんの睡眠時間が約37%も短くなったそうです。  睡眠時間が短くなったら、赤ちゃんにどういう影響が出るかは、まだ研究は進んでいません。しかし「寝る子は育つ」という「ことわざ」があります。 よく睡眠をとるという事は赤ちゃんのいろいろな面での成長に関係する可能性があります。  また睡眠時間が短いと、もしかすると夜泣きの回数が多くなるかも知れません。 喫煙しているお母さんで、赤ちゃんの夜泣きに悩まれている人がいたら、タバコを止めてみてはいかがでしょうか。

喫煙と兔唇、口蓋裂が関係する可能性があるかも知れない。

 米国のアイオワ大学の生物学・免学の研究チームは喫煙する母親から生まれた赤ちゃんは、兎唇や口蓋裂が発症する率が高くなる可能性があるというデータを発表しました。 (American Journal of Human Genetics80: 76-90,2007)  お腹の中の赤ちゃんには、自分にとって有害な物質が入ってくると、それを除外する能力があるらしいのですが、遺伝子レベルでその能力がない胎児がいるらしい事が分かってきました。この遺伝子レベルの異常は父親や母親の遺伝子から受け継ぐもののようです。  この遺伝子レベルの異常のある胎児のお母さんが喫煙すると、この時の有害物質が胎児にそのまま作用して兎唇や口蓋裂を起す可能性があるとの事です。この遺伝子の異常があるのはアジア人に多いとも述べています。  現在の所、1日15本以上タバコを喫うと、これらの異常が発生するリスクが、タバコを喫わない人に比べ20倍近く増加するそうです。

妊娠中の喫煙は、子供が犯罪者になる危険性を高めるとか?アメリカの話ですが…。

 ハーバード大学のA.D.Panadis博士らの研究では、妊娠中に多量のタバコを吸うと、生まれた子供が成人後に犯罪者になるリスクが高まるとの事です。  もともと喫煙するお母さんから生まれた子供は、何らかの行動上の問題点が起こる可能性があると考えられていました。 これには幾つかの研究論文があります。  今回の調査では、生まれた子供が成人した後を調べたものです。 対象となったお母さんは3766人、1959年〜1966年の時に調査を始めたというのですから、50年以上も前からのデータという事になり、大変息の長い研究と言えます。この時のお母さんから生まれた子供が33歳に達した1999〜2000年の間に調べたそうです。  その結果、妊娠中の喫煙と成人後の犯罪歴の間には統計学的に確かな関係があったとの事です。特に妊娠中1日20本以上のタバコを吸っていた女性から生まれた子は、成人した後犯罪を犯す率が、タバコを吸わなかった女性から生まれた子供に比べ、3割高くなったそうです。  調査をしたPanadis博士も妊娠中に喫煙したからと言って、成人後に犯罪の原因になるとは断定できないと言っていますが、喫煙しないで済めば、それに越した事はありません。  幸い日本では、妊娠すると禁煙する女性が圧倒的に多いとの事ですが、それでも第2児、第3児になると喫煙率が上がる傾向があります。  赤ちゃんのため、妊娠したら禁煙する事はいろいろな意味で大切なようです。

心筋梗塞後にタバコを5本減らすだけで…。

心筋梗塞の原因は、喫煙習慣と関係している事はよく知られています。 しかし喫煙を続けている人は、タバコががんの原因になったり、心臓に悪い事が分かっていても、なかなか止められないのが現状です。 さてタバコが原因の1つと考えられる心筋梗塞になってしまったらどうでしょう。 大ていの人は、そこで禁煙をすると思うのが、実際はそうでもなさそうです。 タバコの本数が変わらない人も多いようです。 さてタバコを吸わない人、心筋梗塞が起って止めた人、それでも止めなかった人を調べてみた記録があります。 その結果をみると、心筋梗塞を起こした後に禁煙した人は、その分効果があったとの事です。その後の死亡率をみてみると、もともとタバコを吸わない人に比べてあまり差が出なかった様です。 しかし喫煙が止められなかった人を詳しくチェックすると、その後のタバコの本数が死亡率と関係する事が分かりました。 1日の喫煙の本数を5本減らすと、死亡するリスクが18%低下するとの事です。 でも可能であれば、タバコの本数を減らすより、完全な禁煙の方が、より効果的とは言えるようです。

片頭痛のある若い女性、脳卒中に御注意−若い女性・ピル・タバコ−

片頭痛は圧倒的に女性に多い病気です(女性:男性比=4:1) 推計では女性の約20%の人が程度の差があっても片頭痛か、それに近い症状をもっていると考えられています。 片頭痛には前兆とも言える症状のある人がいる事が知られています。 1. 不快なにおいを感じる 2. 思考が混乱する 3. 奇妙な光の知覚が起る などです。 こうした奇妙な前兆のある人は、脳卒中になる可能性(脳梗塞などの脳血管の障害)が高くなる傾向があるそうです。 また心筋梗塞などの心臓血管の病気との関連も研究中との事です。 今のところ、これらの前兆がある片頭痛の人全てが危険と言う事ではなさそうです。 しかもそういう症状の出る人は、まだとても少ないと推測されています。 ただ数は少ないものの、脳卒中にさらに注意した方が良いグループの人達がいるそうです。 1. 女性 2. 特に若い女性 3. 喫煙 4. ピルの使用 これらに当てはまる人は、少し注意が必要だそうです。 頭痛が治りにくい時などは、早目に脳外科の専門医に相談すると良いと言えるでしょう。

公共の場で禁煙したら心筋梗塞の人が減った!!

イギリスでは2007年に公共の場所や職場での喫煙が禁止される禁煙法という法律が成立したそうです。 そこで、禁煙法が成立する前と後で、喫煙が危険性を増すと考えられている心筋梗塞の発生に効果が出たかどうかの調査が行われました。 この禁煙法が施行される5年間の心筋梗塞の発生数と、施行後15ヶ月間の発生数を比較すると、心筋梗塞で入院した患者さんの数の減少が認められたそうです。 この数は極めて短時間のうちに起った事になり、禁煙が劇的な効果を及ぼした事が分かりました。 心筋梗塞による入院は60才以上では男性で3.1%減少し、女性では3.8%減少だったそうです。 60才以下でも男性は3.5%、女性は2.5%減ったとの事で、年齢に関係無く、禁煙法の効果が出たとの事です。 我が国でも、禁煙の意識が高まっています。多分健康面で、目に見えない効果が出ていると思われますが、今回の調査のように数字でその効果が示されるようになると、禁煙の意識はさらに上がるのではないかと考えられます。

禁煙 タバコの害を減らすと医療費が減る

 タバコは喫っている人も受動喫煙の人も、健康に害がある事が分かっています。 従って何らかの健康障害があった場合、医療費の形で、個人や国の負担が増します。  国は今後老人医療費の急激な増加が見込まれる事から、何とか国民医療費を抑えようとしています。 病気を予防する事で医療費を下げようと言う事で最近はメタボ対策を社会的に広げようという努力も始めています。 しかし1998年の研究では、高脂血症の人でコレステロールを下げ延命を図る費用の方が、禁煙によって延命を図る費用の約10倍かかるというデーターがあります(イギリス)。  今はやりの費用対効果を考えると、禁煙の方がはるかに安価に、しかも効果的に医療費を下げる事が出来ると予測されるのですね。 しかしこの対策には税収を管理する財務省と医療費を管理する厚生労働省の壁があるかも知れません。

経済的に恵まれている人の方がタバコの害が強いとか

 どこの国でも平均寿命は女性の方が男性より高い事が知られています。 しかし、もし喫煙するとその女性の寿命に関する優位性が落ちるそうです。  日本では男性の喫煙率が減りつつありますが、女性の喫煙率が少しずつ上昇しているそうです。 せっかく、長生きできるチャンスを自分から放棄するのは残念です。 なお最近の興味あるデータは社会的、経済的に恵まれている人の方が、喫煙が原因と考えられる死亡率が高いらしいという事です(BMJ 2009)。 これは今のところ何を意味するのかは分かりませんが、タバコは吸わない方が無難とは言えそうです。

タバコは決断力を鈍らせる。

何か大事な事を決断する前に、タバコを喫う人がいます。また集中力を高める時にタバコを喫うという人もいます。  しかしタバコでリラックスすると同じように、この事にも医学的な根拠はなさそうです。一歩ゆずってその様な事があるとすると、タバコに依存し過ぎているという事かも知れません。 タバコを吸った後に、何か良い決断をしたと思った経験があったために、次も同じ行動をとるという事です。これが重なると過った依存症になる可能性があります。  しかしタバコには脳の血管の血液量が減る事があっても増える事はありません。 喫煙が長い習慣になっていれば、とっさの判断が大切な事に、むしろ間違った判断をしかねない時もあります。 タバコを吸わない、きれいな血管の方が、脳の働きに良いのは言うまでもない事でしょう。

タバコが止められない人に → 赤ワインのおすすめ

タバコが止められない人の為に、いろいろな工夫がなされています。 タバコを止める薬剤も出てきました。 さてそれでもどうしても止められない時は…。 どうやら赤ワインには肺がんの予防効果があるそうです(但し適度な量です)。 1日1杯以上の赤ワイン摂取で何と喫煙者(男性)の肺がんリスクは60%も低下したそうです。 しかし、同じワインでも白ワインやビールにはこの効果がなかったとか。 さらに調査がすすめば、赤ワインは他のがんにも効果がある事が分かってくるかも知れません。

タバコは麻薬と同じ

タバコの害とは言ってみればニコチンの中毒と言えるでしょう。つまりニコチンの依存症—薬物依存症と考えられています。 薬物の依存と言えば、まず麻薬が頭に浮かびます。ニコチンは他の麻薬に比べると、急性の症状は強くありません。麻薬を使っているという罪の意識も殆どないと言ってよいでしょう。 しかしニコチンは依存症になるのに、たった3週間しか必要ありません。 たった3週間でタバコ中毒になってしまうのです!

タバコはリラックスさせてくれない

よくタバコを吸うと、リラックス出来るといいます。 例えば食後の1本のタバコがとても良いという人がいます。 しかしこれらは、医学的根拠はありません。 ニコチンはむしろ血管を収縮させ、脈拍を上げ血圧を上昇させる作用があります。脈拍や血圧が上がってリラックス出来るなんて考えられませんね。

タバコは決断力を鈍らせる

何か大事な事を決断する前に、タバコを吸う人がいます。また集中力を高める時にタバコを吸うという人もいます。 しかしタバコでリラックスすると同じように、この事にも医学的な根拠はなさそうです。一歩ゆずってその様な事があるとすると、タバコに依存し過ぎているという事かも知れません。 タバコを吸った後に、何か良い決断をしたと思った経験があったために、次も同じ行動をとるという事です。これが重なると過った依存症になる可能性があります。 しかしタバコには脳の血管の血液量が減る事があっても増える事はありません。 喫煙が長い習慣になっていれば、とっさの判断が大切な事に、むしろ間違った判断をしかねない時もあります。 タバコを吸わない、きれいな血管の方が、脳の働きに良いのは言うまでもない事でしょう。

禁煙を助ける薬剤

禁煙に有効な薬剤がいろいろ考えられております。また2006年から薬剤が保険適用になりました。 さらに禁煙外来のある病院やクリニックも増えています。 その意味では禁煙はさらに身近になってきました。 現在日本で保険適用になっているのは、ニコチンガムとニコチンパッチです。 しかしいくら良い薬があっても病院に行かなければ意味がありません。 早くに決心して病院に行くようにしましょう。なお薬についての注意、使用方法については、医師から詳しくお話があるでしょう。 また最近はさらに使い易いように点鼻スプレー、舌下錠などが研究されています。

妊娠中タバコを止めた方が良い理由

妊娠中の喫煙は止めた方が良い事はよく知られています。改めて妊娠と喫煙について考えてみましょう。 1.妊娠中の喫煙についての調査  1)最近の調査では妊婦さんの10%の方が喫煙されているというデータがあります。  2)妊娠と分かった時点でタバコを止める女性が多い事が分かっています。 しかし残念な事に分娩が終ると、再度喫煙を開始する人が大多数である様です。 また最初の妊娠の時は禁煙するものの、2人目、3人目となると禁煙率が下がる傾向があります。  3)現在育児中の女性でも約17%の人が喫煙しているというデータがあります。 子供の受動喫煙になる訳ですから、妊娠を機会に完全な禁煙が出来ると良いですね。  4)若い妊婦さん程、喫煙率が高い傾向があるそうです。 2.赤ちゃんに対する影響の調査  1)流・早産の確率が高くなる事が知られています。  2)出生時の体重が少なくなります。これは1日のタバコの量に比例するとされています。  3)胎児の低栄養の原因になる時があります。胎児の低栄養は、生まれた後、子供の成人病の発生率が高くなるという有名な研究があります。 タバコを吸っていた母親から生まれた子は、吸っていなかった母親の子供に比べ糖尿病になる確率は4倍以上という研究があります。 糖尿病はきちんと治療を受けないと一生の病気になる事があります。 お母さんの少しの我慢で子供の一生を守る事になるのです。  4)出生した子が男の子の時、精巣のがんになる確率が高くなるという研究があります。

妊娠中の禁煙は妊娠15週までに!禁煙しないと早産率は2倍!

妊娠中の喫煙は流産や早産の原因になったり、低体重児を出生する原因になったりします。 またそれ以外に死産や、赤ちゃんのいろいろなリスクを高める可能性がある事も知られています。  一方喫煙している人が妊娠すると、殆どの女性が禁煙する事も知られています。 しかし本数を減らす事が出来ても、完全な禁煙が出来ない人もいます。 そういう時に産婦人科医は、止むを得ず少しずつ喫煙量を減らし、最後は完全に禁煙する事をすすめるようです。  さて最近妊娠15週までに禁煙すると、流産や早産を始め、赤ちゃんへのリスクを減らす事が出来るという調査が出ました。 この時期までに禁煙できた人やもともと喫煙の習慣のない人に比べて、喫煙をつづけた人は早産するリスクが3倍、低体重で出産するリスクが2倍になったそうです。  また喫煙をつづけた女性のグループの女性はどちらかというと、 1. 職を失った女性。 2. 過体重あるいは低体重がある。 3. 妊娠中の葉酸摂取率が低い。    葉酸は赤ちゃんの健全な成長に必要と考えられています。 4. お酒を飲む率が高い。 などの傾向があるそうです。  赤ちゃんは早産で生まれたり、標準体重より小さかったりすると、出生後病気に罹る率が高くなる事があります。 安心して、赤ちゃんの成長を見守るためにも、喫煙は止めるようにしましょう。

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