最新健康情報

嗜好品と健康

コーヒーは糖尿病予防になるかも

 コーヒーの効用がいろいろ指摘されています。 コーヒーを沢山飲む人は肝臓がんになる比率が低くなる、生活習慣病に罹る可能性が減るなど、当ネットでも幾つかの医学データをお知らせ致しております。  最近また興味ある調査結果が出されました。 アメリカ、ハーバード大学からのものですが、女性看護師さんのグループを対象にしたものです(Nurses’ Health Studyといいます)。  これによると、アメリカでは日頃コーヒーを飲む習慣が多いのですが、コーヒーを飲む量が増えると、糖尿病になるリスクが減ったのだそうです。  このデータでは、4年間の間隔をおいてチェックしたところ、1日1杯以上コーヒーを飲む量が増えた人は、そうでなかった人に比べ、糖尿病の発症率が11%減っていたとの事です。  逆に1日当たりのコーヒーの飲用量が減った人は(1日1杯以上−平均2杯)糖尿病発症リスクが上昇していたそうです。  但しカフェインの入っていないコーヒー、あるいは紅茶については、糖尿病との関連は認められなかったとの事でした。  日本人の場合、緑茶は紅茶に近いイメージがあります。今回紅茶の摂取に差がなかったのは残念ですが、緑茶の健康に対する効用は肯定的な意見が多いようです(当欄でも再三お伝えしております)。 これからも、日本の医療機関からいろいろなデータが出る事を期待したいところです。

コーヒーはうつ病の予防になる?!

 コーヒーが肝臓に良いなど肯定的な意見があります。 一方でコーヒーをたくさん飲むと、結果的にカフェインの過剰摂取など副作用が出ないのかという疑念もあります。 極端でなければ大丈夫という意見も多くありますが…。  さて調査によると、コーヒーをたくさん飲むとうつ病予防になるとのデータが出ていました。(Archives of Internal Medicine 2011)。 1996年にうつ症状がなかった5万739人の女性を10年間追跡して、カフェイン入りのコーヒーとうつ病発症の関係をみたそうです。検査開始時の平均年齢63歳。  その結果対象の女性の中で、うつ病が発症したのは2,607人。 カフェイン入りのコーヒー1週間に1杯以下の女性を1とすると ①1日2−3杯飲む女性は 0.85 ②1日4杯以上飲む女性は 0.80 とカフェイン入りのコーヒーを飲む人の方がうつ病になる率が低かったそうです。  緑茶は認知症の予防になり、コーヒーはうつ病の予防になるとのデータがつづきます。 嗜好品恐るべしです。  しかし妊娠している女性は、それなりに御注意を。

女性の脳卒中の予防にコーヒー しかしそれはカフェイン以外の成分のお陰?

 コーヒーが、糖尿病や肝臓の病気の予防になるというデータがいろいろな調査で出ています。 その他、男性の高血圧の人では、脳の血管の病気の予防になるとの調査結果があります。 また狭心症や心筋梗塞の発生を抑えるのではないか等の研究も行われておりました(これには効果があるという報告と効果がないという報告があり、今も研究が続いている様です)。 コーヒーには、脂肪を分解する作用があり、そのお陰だという考えがあるとの事です。  さて、最近の調査では、コーヒーが女性脳卒中(脳出血など)の予防になるとの結果が出ていました。(E.L.Garciaら、Circulation 2009,119)  月1杯程度のコーヒーしか飲まない人(殆ど飲まない人と同じですね)と比較すると、週5-7杯の人(ほぼ1日1杯の人)で12%、危険率が減るそうです。 さらに1日2-3杯以上飲む人は20%危険率が減るとの事でした。  この作用はお茶やカフェインの入った清涼飲料水には認められなく、一方でノンカフェインコーヒーでは効果が認められたそうです。 どうやらこの作用は、カフェイン以外成分のためのようで、コーヒーの中に入っている身体に良い成分、つまり抗酸化作用をもつ物質の作用をもつ物質の作用と推測されているとの事です。

中年こそコーヒーが良いと! 認知症の予防になるかも

 最近アルツハイマー病の専門誌に興味深い記事がありました。 コーヒーが、将来の認知症やアルツハイマー病の予防になる可能性があるというものです。  この調査はコーヒーや紅茶のカフェインが長期的に脳などに、どんな影響があるかを調べるのが目的の1つのようでした。 しかしその結果は驚くべきものが出ました。  コーヒーで言うと①1日0-2杯の人、②1日3-5杯の人、③1日5杯以上飲む人に別けて調べてみると、コーヒーを飲むのが少ない人に比べると、コーヒーを多く飲む人では年をとってから認知症やアルツハイマーになる確率が65%減るとの事です。  一方で紅茶の方は、はっきりとした差はなかったそうです。また日本人がよく飲む緑茶については調査はなされていません。  もう1つの特徴は、この調査は中年の人を対象にしたものという事です。 若い頃からの節制が必要というより、中年になったらコーヒーを飲むだけで良いという事のようです。手軽で便利な健康法ですね。  但し注意しなければならないのは、そういう調査結果が出たというだけで、まだ絶対正しいという確認ができているという訳ではないという事です。

コーヒーは健康に良い! でも妊娠中は避けた方が…

 健康にコーヒーが良いとの調査がいろいろ出ています。 しかし妊娠中は避けた方が良いとの調査が多いようです。  例えばコーヒーの中のカフェインは赤ちゃんの成長と関係するというデータがあります。 カフェインの量が多くなると、お母さんのお腹の中の発育の速度が遅くなる可能性があるそうです。  なおカフェインはコーヒーの中だけに多いのではありません。紅茶、緑茶、ウーロン茶の中にも入っています。 どうしてもコーヒーを飲みたい時はカフェインこの入っていないタイプの方が良さそうです。  ところでコーヒーに入っているどの成分が身体に良いのかという研究があります。 それによると、どうやらコーヒーに含まれている、フェノール化合物クロロゲン酸などの作用が良いらしいという調査があります。 これはフェノール化合物クロロゲン酸が、血糖をコントロールするインシュリンというホルモンの働きを良くしたり、あるいは組織を保護する抗酸化作用を発揮させるらしい事が分かってきました。    これらの作用にはカフェインは関係していないという事で、ノンカフェインのコーヒーでも十分効果があるらしいとの事です。

コーヒーの好きな人御注意 運動不足の人が多いとか!!

 コーヒーの好きな人と食べ物や趣味等に関係する調査があります。 最近どうやらコーヒーは身体に良い事が多いのではないかと言われています。  例えば心臓の血管の病気にかかる率(狭心症や心筋梗塞)が低くなったり、心臓の病気による死亡率が減るのではないかと言われています。 また肝臓がんや大腸がんの予防にもなるらしいとの事です。  しかし一方でコーヒーの好きな人ほど、喫煙率が高いというデータがあるそうです。 この他飲酒量が多い(適度なアルコールは身体に良いというデータもあります…しかし適度と言うのは日本酒1合、ワイン1〜2杯程度を言います)、運動量が少い、余分な脂肪分をとりすぎるなどの傾向もあるそうです。  コーヒーが好きな人は、コーヒーは良くてもその他の身体に良くない事はしていませんか。 もう一度改めてチェックしてみましょう。

少量のアルコールは良い。でもアルコールの量が増えると乳癌の危険が…。

 「酒は百薬の長」などお酒にかかわる格言にもある通り、お酒は飲み方によっては健康に良い事が分かっています。 当ネットでも、野菜や果物そして魚に加え、少量のアルコールは身体に良い事を報じています。 しかし何事も多過ぎてはいけない様です。 特にお酒は、依存性がある為、身体に良いという量だけを続けるには強い意志が必要です。 つい気が付いたら量が増えていたというのでは困りますね。 1.お酒は薬と同じという意識をもつ事がまず大切でしょう。 2.つらい時、ストレスがある時お酒に頼るのはいけません。特に不眠の時は注意が必要です。  最近もお酒を沢山飲むと乳がんになる確率が高くなるという調査結果が出ました。 ワインで換算すると3杯位。これで何とタバコ20本位の危険率になるとか。 せっかく禁煙意識が高まっているのに、タバコを1箱喫っているのと同じ危険を背負うなんて嫌ですよね。

コーヒーにはポリフェノールが入っている

 コーヒーにはカフェインが入っていますが、その他にはポリフェノールが含まれています。ポリフェノールと言えば、抗酸化作用がある物質です。  抗酸化作用と言えば発がん予防や老化防止としても働く事が知られています。 理論的にも健康に良さそうだという事になります。    今までもコーヒーの効能についてはいろいろなデータが出されていますが、最近はコーヒーと肺機能の調査があります。 コーヒーを1日4杯以上飲む人では、肺活量など肺機能が、コーヒーを飲まない人に比べて高かったそうです。 肺機能は年令とともに低下するもの。コーヒーである程度の悪化を予防出来るかも知れません。 ただしこれはあくまで調査の範囲のお話です。 医学的に完全に証明されたという所までは至っていないようです。

コーヒーを長く飲んでも副作用はないらしい

 コーヒーと健康の問題でいろいろ話題になっています。 確かに1980〜1990年代の研究では、コーヒーの発がん性が問題になった事があります。 最近は、コーヒーの摂取が心臓血管系の病気や2型糖尿病の予防になるとの話題が出ています。また肝臓がんの予防になるとの研究もあるようです。  でもコーヒーを飲む人は結構習慣になっているものです。長期間かなりの量のコーヒーを飲んでも身体に悪い影響は無いのでしょうか(例えばカフェインの影響など)。  最近コーヒーを長期間飲んで、心臓血管系の病気やがんになる確率が高くなる事は無いか、飲んでいる人の死亡率が高くなる事はないか等を調べた研究があります。 20年位の長期間にわたって調査されたデーターも出ています。 これらの結果をみると、月1杯未満を基準にすると、週5−7杯、2−3杯/1日、6杯以上/日などを比べても死亡率の差はなかったそうです。  むしろ死亡率は、コーヒーの量が増えるにつれて低くなるかも知れないという傾向もあるそうです。 コーヒーを好む人の背景をもっと考えないと、この調査が科学的に正しいかどうかは判断できません。 しかし少くともコーヒーをたくさん飲んでも死亡率は高くならないと言う事は言えそうです。  ただしコーヒーはあくまで嗜好品です。紅茶が好きな人も、緑茶が好きな人もいます。(最近それぞれ、いろいろ健康に効果があるとの調査があります)。 コーヒーがあまり好きではないけれど、薬代わりにコーヒー党になった方が良いという事ではなさそうです。

慢性のC型肝炎と3杯以上のコーヒー

 コーヒーが肝臓がんの予防を含めて肝臓の機能の保護に役立つ事、そして他の臓器にも良い影響を与える事は知られてきています。  さて、最近C型肝炎の慢性化が問題になっています。 インターフェロンも用いられていますし、リバビリン併用療用等も行われています。 ところで肝臓の生検という検査(肝臓の組織の一部を切り取る検査)を行って、肝硬変など肝臓の慢性変化を起こしている事が分かった人に、コーヒーを飲むと良い影響が出るかとの調査が行われました。その結果、今迄言われていた様な効果が確認されたようです。 コーヒーの量と肝臓の病気の進行度をみた所、 1. コーヒーを飲まない人    100人中11.1人が進行 2. コーヒー 1日1杯以下の人  100人中12.1人が進行 3. コーヒー 1日1〜3杯未満  100人中8.2人が進行 4. コーヒー 1日3杯以上    100人中6.3人が進行 と言う事で、コーヒーを3杯以上飲む習慣のある人に、慢性の肝臓病の進行を抑える可能性がある事が分かったそうです。 しかし3杯以上飲んでも、病気の進行が0になる訳ではありません。メインの治療には医者との話し合いが大切な事は言うまでもありません。

チョコレートが血管を丈夫にする!

先日健康診断で内科に行ったら、内科の先生がチョコレートが心筋梗塞の予防になるかも知れないと言っていました。 本当ですか。 答 チョコレートについて最近大変興味深いデーターがでました。 アメリカ心臓協会の学会で、チョコレートを食べると血液が凝まる作用を抑える(血小板凝集作用といいます)という研究結果が発表されました。つまり血管を丈夫にして、血管の病気の予防になるかも知れないという事です。心臓の血管を丈夫にすれば心筋梗塞の予防にもなるという事になります。 但しもちろんチョコレートを食べる量には限度があります。 だいたい大さじ2杯分位のダークチョコレートだそうです。カカオ豆が良いそうなので、ホットココア(1杯位)も同じ効果があるとの事です。 バレンタインデーの新しいキャッチフレーズになるかも知れませんね。 「お父さん、長生きしてね!」

仕事中のおやつ

先日の新聞に、意外とおじさん達が職場で仕事中に「おやつ」を食べている、と出ていました。 一番多いのはチョコレートだそうですが、「おやつ」は身体にも良いのですか。 答 「おやつ」は適度にとれば、身体に良い事が分かっています。 1.「おやつ」を食べる時間をとる事で、少し心の余裕が出来る 2.糖分を補給すると、脳の細胞の活動が良くなる  これは脳の細胞は糖分しか利用出来ないからです。  糖分からのエネルギー供給が無くなると、脳が要求するのかも知れませんね。 3.脳の細胞を働かせるには、小豆(あずき)→あんが入ったお菓子の方が良いという考えもあります。 なお小豆のサポニンには利尿作用があり、体内の水分調整の役目も果たしてくれます

コーヒーが予防するがん  口腔、喉頭、食道がんのリスクが減る

 コーヒーが成人病の予防や肝臓がんの予防になるという調査があります。 東北大学の研究では1日1杯以上のコーヒーを飲む習慣のある人は、飲まない人に比べて 口腔がん 喉頭がん 食道がん の各がんになるリスクが減るそうです。 対象となった人は38,679人との事ですから大規模な調査です。    なおこれらのがんは喫煙やアルコールの摂取と関係がある事が知られています。 幸いな事に、コーヒーの効果は、喫煙する人やアルコールを飲む人でも恩恵があるそうです。 これは冗談ですが、前日お酒を飲み過ぎた時は、翌朝コーヒーを飲んで出勤と言うのは良いアイディアかも?  しかし喫煙は何のメリットもありません。多量のアルコールはやはり避けた方が良いでしょう。 「コーヒー」が頼りだという生活にはならない方が良いと思います。

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