卵巣がん

卵巣がんには、いろいろな種類があります。また治療法も症状に合わせて沢山の選択肢があります。
ここでは卵巣がんについて基本的な情報をお伝えしたいと思います。
なお良性の腫瘍については婦人科の病気:(10)良性卵巣腫瘍を御参考にして下さい。

目 次

①卵巣がんは小さい時は自分で感じる症状(自覚症状といいます)が少ないのが特徴です。
腹痛(特に下腹部)、お腹のはり感、腹痛、稀な事ですが、はれた卵巣がねじれて激痛が来て分かる事があります。(捻転といわれます。)
②月経痛
③不正出血、月経不順
④ホルモンの異常な働き
ホルモンを出す特殊なタイプがあります。まだホルモンが働いていないはずの小さい子供にホルモンの働きが出る時があります。
例)乳房が発達する / 月経様の出血があるなど
⑤子宮がん検診の時などで卵巣が異常にはれていると言われる。
⑥お腹の上から‘おでき,を腫れる。

がんがどの程度進行しているかを見る事は大切です。その程度で治療方法が異なるのが
普通です。卵巣がんは進行度によりⅠ−Ⅳ期に分類されます。

このうちⅠ−Ⅲ期はそれぞれa,b,cに分けられます。

Ⅰ期……がんが卵巣にだけあるもの。
Ⅰa…片方の卵巣にだけあるもの。
Ⅰb…両方の卵巣にあるもの。
Ⅰc…がんは卵巣だけですが、腹水があり、その中にがん細胞が認められるもの。

Ⅱ期……がんが卵巣の他、子宮や卵管の中に広がっているもの。
(これを小骨盤腔といいます)
Ⅱa…子宮・卵管にがんが広がっているもの。
Ⅱb…その他の小骨盤腔にがんが広がっているもの。
Ⅱc…がん細胞がお腹の中にこぼれおちているもの。
がんがこれらの臓器の表面に出来ていて、表面の正常な膜(被膜といいます)
を破っている時もこの段階に入ります。

Ⅲ期……がんが骨盤の外に広がった場合をいいます。
Ⅲa…お腹の中のがんの転移と思われる所を切り取って顕微鏡で検査して分かる
レベルの異常
Ⅲb…直径2 ㎝以下の目で見える転移がある場合
Ⅲc…直径2 ㎝をこえる転移があるかリンパ腺の転移がある場合

Ⅳ期……卵巣の他、遠くの場所例えば肺などに転移があった場合などを言います。

卵巣がんの治療はたくさんの選択があります。主な治療法は以下の3つです。

1.手術による切除
2.抗癌剤の治療
3.放射線治療

しかし卵巣がんは進行度、組織型、形が正常の形に近いかどうか(分化度といいます)、赤ちゃんが欲しいかどうか、またがんに患った方の年齢、合併症などにより治療法にいろいろな選択があります。

1.手術による方法

  1. 手術の種類
  2. がんが進行した状態でみつかる時があります。
  3. 卵巣がんの方で赤ちゃんを望まれる方はどうしたら良いでしょう。
  4. 手術を行う前、あるいは後に予め治療を行ったり、2 度目の手術を行う事があります。
  5. 手術方法の選択と危険度、また手術後の経過

2.抗がん剤の治療

治療後の再発の可能性を何で判定するか

卵巣がんはなり易い体質というのはあるのでしょうか

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