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HPV検査に保険が効くようになる

HPV検査に保険が効くようになる

 子宮頸がん検診には、①細胞診検査、②コルポスコープ検査、③組織検査があります。
それぞれについては当ネット 子宮がん—子宮頸がんの診断の項目をご覧下さい。

 さて、これらのがん検診の他に、最近HPV検査という検査が広まっています。
皆さん御存知のように、子宮頸がんの原因の殆どがHPVウイルスの感染である事が分かってきたからです。
世界中でHPVウイルスは100種類とか130種類位あるとされていますが、そのうち15-20種類だけが将来子宮がんになるタイプとされています。このため、がんになる可能性があるタイプのウイルスがいるかどうか調べる事で、自分が将来がんになるかどうかが推測できる事になります。
 最近の朗報は、このウイルスの存在が分かってきた上に、その検出法も進歩してきた事です。
ただ残念な事に、この検査法は特殊な状態の時(細胞診検査でAsc-usという異常が出た時だけは保険で検査が可能でした)以外は自費の検査となり、費用が高く、しかも施設によって費用がまちまちでした。

 さてこの様に、検査方法がしっかりしてきて、しかもその意義が高い事が分かってきたため、ある一定の異常が出たら、この検査に保険が効くようになりました。
 一定の異常とは、子宮がん検診でCIN-1という異常とCIN-2という異常が出た人です。
CIN-1、CIN-2については当ネット、子宮がん−子宮頸がんをご覧下さい。

CIN-1は今すぐがんが疑われる、あるいはがんになる可能性が高いものではないが、注意を要する状態。
CIN-2も今がんが疑われる状態ではないものの、CIN-1よりは注意が必要な状態を言います。
 これらの状態になっていると、HPV検査を保険で行う事で、今の注意が必要な状態から、どの程度がんになる可能性があるか分かる様になり、検査を受ける人の心構えが違ってくる事になります。

 今のところ、検査費用は保険3割の人で6,000円との事です。
まだ病院によっては、保険扱いが出来ない所もありますので、希望のある方は、予め問い合わせてから検査を受けるようにしましょう。
 最後に改めて確認ですが、この検査で保険が効くのは、CIN-1、CIN-2と言われた人だけですから、単にがん検診だけで受診されても保険が効きません。
この点間違えないようにしましょう。

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