子宮体がん

Chapter 1 子宮体がん

子宮体がん

1. 子宮体がんで目立つこと

子宮体がんは最近増えてきておりますが、いくつかの注目しておく事があります。

① 少し前までは、子宮がんのうち子宮の出口に出来る頚がんが9割、子宮体がんが1割と考えられていた時がありました。最新のデータでは子宮頚がんが 6割で、体がんは4割となっています。このため子宮がん検診をうける時は、子宮体がんの検査もうけないと完全ながん検診にはならないという考え方も成り立ちます。

② そうは言っても子宮がん検診をうける方が全て子宮体がんの検診をうける必要はありません。体がん検診をうけられた方がいいのではと考えられているのは、大たい次のような症状のある方です。

 生理以外の不正出血のある人、また何らかの検診で子宮が大きいと言われた人。
特に閉経後に不正出血があった人。
閉経後の出血の人は3%の確率で子宮体部に癌を含めた要注意が出ると考えられております。

 年齢的に体がん検診も一緒にうけられた方が良い年代になった人。
但し最近子宮頚がんと同じように子宮体がんの低年令化も問題となっています。

 子宮体がんになりやすい条件をもっている人がいます。

 1.肥満の人 糖尿病、高血圧のある人
 2.赤ちゃんを生んだ事のない人
 3.月経不順が長くある人

2. 子宮体がんの最近の特徴

子宮体がんの人が猛烈に増えている!25年間で5倍

女性のがんのうち、子宮頸がんに罹る女性は減ってきていますが、子宮体がんの女性と卵巣がんの女性は増えてきています。
それを実際のグラフで見てみましょう。

子宮体がんになる女性は、
1975年には、人口10万人あたり 約1.8人でした。それが
1990年では、人口10万人あたり 約5.6人に
2002年では、人口10万人あたり 約10人を超えています。

子宮体がんの女性が増えているのには、いろいろな理由が考えられています。

ただ子宮体がんになる原因の研究とは別として、子宮体がんの検診が大切な事は特に『強調』されなければなりません。



最近増えている子宮体がんが発生する年代

1.子宮体がんは明らかに増えている。
2.最も多く見つかる年代は、50歳−70歳までの50代と60代の女性です。

 この年代では人口10万人あたり20人前後の人に見つかります。

 首都圏でいえば、毎年約3,000人の子宮体がんの女性がみつかるという事になります。

3.30歳になる頃から少しずつ子宮体がんの人が見つかる。

4.しかし、40歳を過ぎると急に子宮体がんの女性が増える。

5.どの年代の女性でも、30年前より20年前、20年前より10年前と子宮体がんになる女性は年代に関係なく増えている。

6.29歳以下の子宮体がんの人は少ないが、少しずつ低年齢の女性が増えている。

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