卵巣がん

Chapter 3 卵巣がんの検査方法

卵巣がんの検査方法

検査方法

1、婦人科検診

妊娠や感染症などの検診をうけた際、内診などの婦人科検診で異常が見つかる時があります。婦人科の検診では卵巣の検診では卵巣の大たいの大きさや形が分かりますが、「硬さ」が診察上の1 つのポイントになります。硬い卵巣のおでき(腫瘍)は精密検査が必要です。


2、超音波検査
お腹の上から行う検査…経腹超音波
膣内から行う検査…経膣超音波
経膣超音波の方がより詳しく分かるのが普通です。

普通の卵巣の大きさは親指大。
やや横長で長い方の直径は2㎝〜3㎝位普通です。

超音波検査は診療をうけながら説明をうける事が可能です。
大きさ、形、卵巣の内容等の異常が分かります。
どこが異常なのか、がんの疑いがあるのかは医師から詳しくお話があるのが普通です。


3、MRI 検査、CT 検査、PET 検査
これらはいずれも映像の上で異常を見つける事が出来ます。
本当に卵巣の腫瘍か(子宮筋腫と区別が必要な時など)大きさ、形、悪性の可能性があるか、周囲の臓器との関係(癒着があるか、がんであれば浸潤しているか等)が分かります。

若い女性はCT には御注意

CT はX 線被爆の問題があります。直接卵巣を検査する時はなおさらですね。
但しどうしてもMRI だけでなくCT が必要な時もあります。そうした時は医師から説明があるのが普通です。

PET は良性、悪性の区別、どこから発生した腫瘍かの判定(原発巣といいます)
転移があるか、あるとしたらどこか等を調べるのに有効であると考えられています。


4、血液検査
①腫瘍マーカー検査

卵巣がんの時に高くなる時があります。
CEA、CA125、CA199、TPA、SLX、α-フェトプロティンなど沢山のマーカーがあります。
卵巣の腫瘍のタイプにより検査するマーカーが異なるのが普通です。
腫瘍マーカーが高いからと言って全てがんという訳ではありません。子宮内膜症などの良性腫瘍で高くなるマーカー、肝炎などで高くなるマーカー、喫煙習慣があると高くなるマーカーもあります。

腫瘍マーカーは年令によって測定の項目をかえることがあります。またもし超音波検査などで卵巣がはれている事が分かっている時は、その超音波の像で検査の内容が決まる時があります。若い方には胚細胞腫という卵巣腫瘍が多いCA125、α-フェトプロティン、HCG、LDH を調べる時もあります(未分化胚細胞腫の時に出ることがある)ある年令以上で卵巣癌を疑う時はCA125、CA72-4、CA19-9、CEA、SLX などを調べる時があります。

CA125 は卵巣の内容にお水が貯まる腫瘍
CA19-9 は卵巣の内容に粘液が貯まる腫瘍で高くなる時があります。
※ CA125、CA72-4、CA19-9 は良性子宮内膜症の時に高くなる時があります。
CA19-9 は良性奇型腫の時に高くなる事があります。


5、その他特殊な検査
必要に応じて医師から検査をうけるようすすめられる時があります。

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